洸先生「好みじゃない恋人」を読みました!
登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します!☺️✨
登場人物とあらすじ
<あらすじ>
有能な営業マン・香月(かづき)と、営業成績のトップを争う同期の八木(やぎ)。
精悍な容貌で行動派の八木に、香月は密かに片想い中だったが、偶然会ったゲイクラブで、好みが同じ可愛い系と誤解されてしまう。
香月は真実を告白できないまま、手強いライバルを演じることに。
こんな人におすすめ
- 臆病なクール受けにときめく😭❤️
- 陽キャ大型犬攻めが好きだー!!🐶✨
- 大人の男たちの会の駆け引きにうっとりしたい🥺❤️
ネタバレ感想
すれ違い両片思い、最高〜!
同僚の八木(攻め)と香月(受け)がうっかりゲイバーで出くわしてしまうところから話は始まります。
香月が親友の純一(かわいい系)と一緒にいたので、八木は「香月の好みはかわいい系」と誤解してしまい、ここから約1年間も2人は誤解に誤解を重ねて両片想いのまますれ違い続けます。
アンジャッシュのコントのようにすれ違う2人にハラハラさせられて、楽しいですw
応援したくなる、魅力的な脇役カプ
2人の恋をかき回してしまう、かわいい系の武田くんと落ち着いた大人の舞原さんという脇役カップルがまたすごくいい。
2人とも決してでしゃばらないのに、どちらもノンケゆえに一歩踏み出せなくて、八木と香月にアドバイスをもらって勇気を出して復縁(?)する様子がすごくかわいくて応援したくなります📣✨
香月の実家問題も物語の良いアクセント
香月は幼くして実母を亡くし、義母に育てられました。
由緒正しい蔵元の家なんですが、義母には「蔵に入るな」「あなたには心がない」と言われてからは家族に心を閉ざしていました。
にも関わらず、義母と血の繋がった息子、香月の弟は「俺は実家は継がない、家に恩を感じてるならあんたが継げばいい」と他人事です。
冷たい義母、責任転換する腹違いの弟に板挟みにされて香月は会社を辞めて東京から実家へ帰ろうかと本気で悩むのですが…これが八木との仲直りのきっかけになります。
香月の情に厚い面やどこか危なっかしくて放っておけない面が垣間見られるナイスエピソードでした。
まとめ
かわいい系の後輩を巡り争うライバル同士と攻めは勘違いしているが、実は受けは攻めに片想いしていて…というちぐはぐな恋の物語です。
リーマンBL好きにおすすめの、THE・王道ものです👔❤️