伊勢原ささら「溺愛主治医のえっちな診察」のネタバレ感想|幼馴染の主治医×箱入り病弱坊ちゃん スパダリ幼馴染に身も心も溺愛されちゃう❤️

小説

伊勢原ささら先生「溺愛主治医のえっちな診察」を読みました!

登場人物とあらすじ、どんな人にオススメなのかなど、ネタバレ感想とともにがっつりご紹介します!☺️✨

登場人物とあらすじ


幼馴染の医師×病弱な箱入り坊ちゃん のお話。

<あらすじ>
子供の頃からの真尋の憧れの人であり、病弱な真尋の主治医でもある雅彦。
でも雅彦の診察は、最近なんだかちょっと官能的で、乳首を聴診器でコリコリとくすぐられたり、唇でねっとりと吸われて舌で突かれてしまったり…。
診察のために必要なことだからとなんとか昂ぶりを隠そうとする真尋だけど、熱心な診察のおかげですっかり敏感になった無垢な真尋の体はすぐに雅彦に見つかってしまって…♡

 

こんな人におすすめ

  • お医者さんプレイが好き🥼
  • 歳の差カップルにときめく↕️
  • 両片想いにキュンとする🫰/strong>

 

ネタバレ感想

①少女とみまごう華奢な美少年受けはお好きですか?

1990年代〜2000年代初頭のBL界では、例えば篠崎一夜先生の小説「お金がないっ!」、影木栄貴×蔵王大志先生の漫画「LOVE STAGE!!」などをはじめとして、「少女のように可憐で華奢な受け」というのが、「受けキャラ」の定番だったように思います。
もちろん新田祐克先生の漫画「春を抱いていた」や尾崎南先生の漫画「絶愛-1989-」のように、超人気作品でも例外はあります。けれども、やはり支持を得やすかったのは、可愛らしい受けキャラなのだろうと当時腐女子だった私は感じていました。

ただ、現在に近づくほど、受けのデザインは多様化していきます。周囲に守られるばかりの弱々しい受けは鳴りを顰め、徐々に「攻めよりも肉体的・精神的に強い受け」「攻めよりも体が大きいマッチョな受け」もしくは「攻めと背格好が同じ受け」のような、(当時は)ニッチな需要を突くような作品が人気を獲始め、徐々にそちらが優勢になっていきました。

その点、本作は2016年に刊行された作品でありながら、まるで1990年代〜2000年代初頭のBLを読んでいるかのような錯覚に陥ります。それは、受けのキャラクターデザインがものすごく「ザ・受け」だからです。

主人公の美崎真尋(受け)は、病弱で、なかなか外で活発に遊べないせいで色白かつ華奢な体格です。それは主人公自身が自認しているだけではなく、主治医である一条寺雅彦(攻め)にも「足跡のついていない雪野原のように綺麗な肌」と比喩されるほど。
さらには別荘でガラの悪い男たちに「女かと思った」「これだけ可愛ければ野郎でもアリ」と言わせるほどの可憐な美貌も持ち合わせています。
あまりにもベタなキャラ設定では!?と思う方もおられるかもしれませんが、いやいや、「だからこそ」いいのです。
最近は、健気で可憐で愛らしい、ひ弱な少女のような受け作品が読みたい!と思っても、なかなか見つからないもの。そういう意味で、本作は近年書かれたものでありながら、かなりレアな受け設定を貫いてくれている作品だと言えるでしょう。貴重です!

 

②昔懐かしい王道スパダリ攻めに萌えろ!

真尋のキャラ設定が「古き良き受け」だという話をしましたが、雅彦も負けず劣らず「古き良き攻め」設定になっています。

真尋の住む地域で一番の大病院の一人息子の超お金持ちでありながら、循環器科の医師としても人気、なのに決して驕ることはない謙虚な性格で、勉強家、人付き合いやデート時のエスコートも上手く、さらに真尋に一途というこれ以上ない完璧な設定です。

最近のBL作品は比較的、小説でも漫画でもなるべくリアルであること、読者の身の回りにいそうな人間を描くことが意識されているように感じるというか、「そんな完璧超人おるかい!!」というツッコミが入るようなキャラは出てきづらい(例え一面は完璧でも、とてつもない弱みがあるというようなギャップがある場合が多い)ように感じていたので、ここまで突き抜けた王道スパダリ攻めは逆に珍しいな!?と嬉しくなってしまいました。

雅彦は最初から最後までずっと真尋一筋。一切よそ見をすることがありません。何度か真尋が先走って勘違いをしてすれ違ってしまう展開はあるのですが、それもささやかなスパイスで、基本はずっと雅彦の溺愛が続きます。
辛い、苦しい、痛い展開の作品は読めない…という方にも、本作は安心して読んでいただけます。

 

③タイトル通り、えっちな「診察」多め

タイトルには「えっちな診察」とありますが、いやいやそうは言っても診察プレイで全編貫くのはなかなか難しいのでは…と思っていたら、意外にも本作ではかなり「お医者さんプレイ」というか「先生と患者プレイ」をしています。

そもそも雅彦と真尋は主治医と患者の立場なので、真尋は幼い頃から刷り込まれた「先生の指示にはなんでもには従うべき」という考えがあり、それゆえに二人でするプレイは全部「先生と患者プレイ」になってしまうんですね😂
あとは真尋が積極的に性的な情報を集めるタイプではないので、どうしても年齢的にそういった経験を重ねている雅彦の方が教え導くような言葉攻めをすることになってしまうという。

そういう意味で、「お医者さんプレイ」が好きな方は、たまらない作品ではないかなと思います。

 

まとめ

心臓に不安を抱える病弱な御曹司・美崎真尋は、幼い頃から主治医を務めてくれている一条寺雅彦を実の兄のように慕っています。しかし最近は雅彦を前にすると不整脈がひどくなるので、不安を感じていて…。

自分の好意にも他人からの好意にも鈍感な真尋は、雅彦に何度アプローチされても、それが求愛の意味だとはなかなか気づくことができません。むしろ姉の真紀と雅彦がお似合いなのではと思い込み、自暴自棄になってしまったり…。
雅彦の幸せを本心から願いながらも、自分も雅彦を愛しているのにと澱んだ気持ちを抱えて苦しむ真尋の純粋さに、心が浄化されます。

昔ながらの王道スパダリ攻め×健気かわいい受けが読みたい方にぜひおすすめしたい一冊です📚✨

溺愛主治医のえっちな診察
作者:伊勢原ささら
子供の頃からの真尋の憧れの人であり、病弱な真尋の主治医でもある雅彦。でも雅彦の診察は、最近なんだかちょっと官能的で、乳首を聴診器でコリコリとくすぐられたり、唇でねっとりと吸われて舌で突かれてしまったり…。診察のために必要なことだからとなんとか昂ぶりを隠そうとする真尋だけど、熱心な診察のおかげですっかり敏感になった無垢な真尋の体はすぐに雅彦に見つかってしまって…v

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