さとむら緑先生「きみは藍色の夜に生まれた」を読みました!
登場人物とあらすじ、どんな人におすすめなのかなど、ネタバレ感想とともにご紹介します。
登場人物とあらすじ
<あらすじ>
ある夜、平凡なサラリーマン・神宮司智久の部屋の天井を突き破って王子様のような美形が落ちてきた。美形の男…アパートの二階に住む桐生青衣(あおい)と智久は、天井の修理が終わるまで空き部屋で同居することになる。
だが青衣は能天気すぎる変人のうえに下半身がゆるく、セフレを部屋に連れ込んだあげく智久まで抱きたがる始末で…!?
こんな人におすすめ
- 色彩豊かなBL小説が読みたい🎨✨
- 勧善懲悪の物語が好き!
- クール美人受けが大型犬攻めにほだされるのが好き❤️
ネタバレ感想
最後の、智久が青衣をアリョーシャに喩える一文が大好きです🥺✨
悪人に利用されるばかりだった青衣が、変わらぬ日々に飽き飽きしている平凡な智久が、心から愛する人に出会い、未来に胸躍らせるなんて…2人とも想像もしなかったはずですよね。
たった一文から溢れる希望の輝きに、涙が止まりません🤦♀️🌈✨
まとめ
号泣😭
悪魔と呼ばれた心優しい捨て子は、孤独から逃れるために罪に手を染めた…。
藍色が象徴的に使われており、色彩美がすばらしいです。
端正な文章構成、比喩の鮮烈さに感動する良作🏆✨