Splush文庫、2020年5月刊をもって休刊
2016年創刊のSplush文庫が、2020年5月刊をもって、休刊することを発表しました。
BL小説家の先生方の反応
Splashi文庫でご本を出版されていたBL小説家の先生方のツイートが、次々と。
【お知らせ】
Splush文庫が休刊となります。創刊より4年。私は3冊出して頂きました。お世話になったレーベルが紙書籍から撤退されるのは悲しいです。既刊本は紙、電子ともに販売が継続&新刊は電子書籍のみ出版となります。刊行予定はサイトの発表をお待ちください。https://t.co/WQ9RvoH14i pic.twitter.com/hqE2O1734e— 中原一也@4/24発売Charade文庫「つごもりの夜にもういちど」 (@nakaharaaaaa) May 23, 2020
Splush文庫さんが休刊になりました。
「閨盗賊」「月を食べて恋をする」「僕のねむりを醒ます人―Sanctuary―」の三冊を出していただいて、どれも私の気に入っている作品です。
月を~と僕の~は新装版でしたが、改稿して納得のいくかたちにできて、ありがたかったです。
休刊が残念でなりません…。 pic.twitter.com/dW3ofsFo2Z— 沙野風結子 (@Sano_Fuu) May 22, 2020
Splush文庫休刊のお知らせ |Splush https://t.co/qncD6CBe3V
あ、公開してる!— 八鼓火/七川 琴 (@Hachikobi) May 22, 2020
「BL小説を読んでほしい」というツイートが話題に
そして、「BL小説を読んでほしい」というBL小説ファンのツイートが話題になりました(現在は非公開になっています)。
2019年8月にプラチナ文庫が休刊を発表した際も、「#BL小説応援し隊」というハッシュタグが人気になりました。
今回も、BL小説を応援する声や「なぜBL小説レーベルが次々と潰れるのか」「なぜBL小説は売れないのか」「BL小説が人気がないのはなぜか」と討論が沸き起こりました。
まとめ
2019年は4月にHolly Novels、6月にGUSH文庫、8月にプラチナ文庫が休刊を発表。
そして2020年は5月にSplash文庫が休刊。
BLコミックは毎年新レーベルが乱立しているのに対して、BL小説は衰退の一途を辿っています。
BL小説は定価を上げるべき論、旧態依然とした出版社のビジネスモデルを見直すべき論など、さまざまな議論が巻き起こりました。
BL小説は今後一体どうなるのでしょうか?