中庭みかな先生「きんいろの祝祭」に登場する、蒸し鶏と甘露酒のディナーを再現しました！
本作を知っている方も知らない方も、ぜひ見ていってくださいね😆✨
蒸し鶏と甘露酒のディナーって何？
蒸し鶏と甘露酒のディナーは、主人公のイルファ（受け）が、ガロ国に嫁いで初めて食べた肉料理です。
イルファたち、「きんいろ」は精進料理しか食べてはいけないという決まりがあるのですが、ガロ国王がイルファの元気のなさを心配して精をつけさせる…というシーンで登場します。
イルファがおいしいと顔をほころばせた肉料理を、私も食べたい！！ということで、再現してみました。
参考レシピ
①塩パン
②洋風蒸し鶏
③果実の甘露酒
果実は何を使おうか悩んだんですが、せっかくなら「きんいろ」の果実がいいなと思い、パイナップルとレモンを使いました！
▼パイナップルの切り方はこちらを参考に🍍
材料と作り方
①塩パン
材料（4個分）
-
- 強力粉…125g〜
- ドライイースト…2g
- きび砂糖…3g
- 粗塩…3g
- スキムミルク…7g
- 水…75g（スキムミルクを牛乳で代用する場合は、牛乳70gと水5g）
- 食塩不使用バター…13g
▼フィリング
- 食塩不使用バター…20g
- 粗塩…適量
手順
１．材料をすべて計り、バターを室温に戻します。フィリング用のバターは1つ5gの拍子木形に切って冷蔵しておきましょう。
２．ボールの中に粉、スキムミルクを加え、よく合わせます。窪みを作り、イーストを加え、少量の水で溶かした後に全体をざっと混ぜ合わせます。
砂糖、塩を加え、残りの水を一気に加え、混ぜ合わせます。
バターを潰すようにして生地になじませていきます。
３．一次発酵をします。25〜28℃で90分、もしくは35〜40℃で40分ほど置いてください。生地が3倍ほどまで膨らんだらOK。
ぷっくり膨らみました。
４．生地の表面が上になるように丁寧にボールから取り出し、4分割し、丸めます。1個あたりは約55g。
10分ほど休ませましょう(ベンチタイム)。
５．生地の表面が上になるように置き、ガス抜きをします。
裏返したら、中央に向かって片側が鋭角になるようにたたみましょう。
合わさったところを中心に半分に折り、端から端までとじます。
とじ目を上にし、厚みの均一な二等辺三角形ができるように麺棒をあてます。底辺部分にバターをのせて、バターを包み込んで閉じます。
そのままロールし、巻き終わりは生地の下になるようにシートに置いてください。
６．二次発酵させます。乾燥させないよう60分ほど発酵させます。2倍くらいの大きくなったらOK。
７．霧吹きをかけ、岩塩をトップに飾ります。
８．200℃で予熱をしたオーブンの中へ入れ、約13分で焼き上げたら完成！
②洋風蒸し鶏
材料（2人分）
鳥もも肉…1〜2(約370g）
▼合わせ調味料
- おろしにんにく…1/2片分
- おろししょうが…1/2かけ分
- マヨネーズ…大さじ3
- トマトケチャップ…大さじ1
- 酒…大さじ1
- カレー粉…大さ1/2
- しょうゆ…大さじ1/2
- 塩…小さじ1/4
手順
１．とり肉は皮目にフォークを刺し、室温に約10分おきます。
２．耐熱皿に合わせ調味料を入れ、とり肉を１枚ずつ入れてからめます。合わせ調味料の入った耐熱皿に、とり肉を１枚ずつ入れてまんべんなくからめます。
３．皮目を上にして均一に並べ、ふんわりとラップをかけてレンジで500Wで約14分加熱します。切り目を入れて生っぽい部分があれば、様子を見ながら１〜２分ずつ加熱します。
４．取り出して、ラップをかけたまま粗熱をとって、完成！
③果実の甘露酒
材料（750ml）
- 甘露酒…750ml
- パイナップル…1個
- レモン…1個
手順
１．パイナップルとレモンを薄切りにする。
２．パイナップルとレモンを入れた器に日本酒を注いで、完成！
感想
①塩パン
しょっぱ濃厚うまー！！
すっごい、こんな美味しいパンを家で焼けちゃうんだ！？ってびっくりしました。（自画自賛）（えっへん）
バターが濃厚で、岩塩がピリッと効いてます。外はサクサク、中はもっちりふわふわ。
理想的すぎるパン…！！🥺❤️
パン単品でも十分美味しいです。一個食べたら、二個三個…と次々食べたくなっちゃう！
なんで2倍量で作らなかったんだー！ってじたばたするくらい美味しかったです。
②洋風蒸し鶏
全然鶏肉の臭みがなく、身も柔らかくてびっくりしました！🤭⚡️
皮が苦手な人はあらかじめ取って調理してもいいかも。
カレー味が食欲をそそって、どんどん食べちゃいます。
2〜3人前作ったのに、美味しすぎてひとりで全部食べちゃいました😂❤️
③果実の甘露酒
甘露酒の定義は「麹を多く、水を少なく仕込んで醸造した日本酒」なのですが、いくらしらべても甘露酒と銘打って作られている日本酒が見つからず😭
日本酒サングリアみたいな感じで作りました！
不安になりつつ飲んだんですが、飲んだ瞬間、うまい！！！大正解！！！！ってなりました😂w
「きんいろの祝祭」という題名にならって、黄色い果実でまとめてみました。
パイナップルとレモンの金色がきれいだ…🥺✨✨✨
ちなみに、これにビールを混ぜても美味しかったです💕
パイナップルと日本酒の甘みとビールのほろ苦さが、絶妙に洋食に合います！
まとめ
皆さんもぜひ、「きんいろの祝祭」を読んで心震わせつつ、おいしい再現料理を食べて萌え悶えてください〜！！✨
作者：中庭みかな
金色の瞳を持つ「きんいろ」は、契る主にのみ瞳を許してその国を豊かにし、災厄から守る存在。イルファは自分が”できそこないのきんいろ”と知っていたが、そんな彼も花嫁として辺境の小国へ遣わされることに。しかし、頑なな心を解いていくイルファがやがて愛し愛されたのは、契るべき王ではなく王の忠実なる侍従―優しく生真面目なカヤで…!?
