韓国BLドラマ「To My Star2:僕たちの言えなかった話」(2022)の全話ネタバレ感想・あらすじ・評価・動画配信|国民的大スターとイケメンシェフの恋の行方を描いたラブストーリー

ドラマ

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僕たちの宇宙が、揺れ始めた―― 映画版も制作された大ヒットBLドラマの続編! 国民的大スターとイケメンシェフという前作に引き続き最高のケミを見せた2人が織りなす切ないラブストーリー!「To My Star2:僕たちの言えなかった話」

全話のネタバレ・あらすじ一覧・本作をより楽しむための小ネタなどを掲載しています。

早速見てみましょう!

登場人物とあらすじ

引用:To My Star2:僕たちの言えなかった話 (韓流・華流) | 無料動画・見逃し配信を見るなら | ABEMA

内気なイケメンシェフ×国民的トップスター  のお話。

<あらすじ>
付き合い始めたソジュンとジウ。
だが、「もう終わりにしよう」というメモだけを残し、ジウは姿を消した。
別れの理由だけでもはっきり聞きたいソジュンは、ジウが田舎町でイタリアンレストランを営んでいるという情報を掴み、彼に会いにいくが…。

 

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予告編・予告動画

 

こんな人におすすめ

  • 映画「To My Star」が好き💫✨
  • 強情な恋人が絆されていく過程を見るのが好き🥹💕
  • 不器用なキャラにキュンとくる🫰💕

 

本作をもっとよく知るための小ネタ

歌やダンスもこなし、ギターも弾けるマルチな才能の持ち主であるソン・ウヒョン。 「ストーブリーグ」で地上波ドラマにデビューし「賢い医師生活」など話題作に次々と出演していたキム・ガンミン。
前作に出演後もソン・ウヒョンは「マウス~ある殺人者の系譜~」キム・ガンミンは「九尾狐<クミホ>伝~不滅の愛~」など人気作への出演が続き、今作の続投でも息の合った演技を魅せている!

本作の劇中歌には主演俳優のソン・ウヒョンが参加し、作詞・作曲も担当した。ソン・ウヒョンはタイトル曲のEvery Single MomentだけではなくOn A Starry Night、TA-DAHなど3曲の作詞・作曲しマルチな才能を発揮。また、タイトル曲のEvery Single Momentはソン・ウヒョンとキム・ガンミンのデュエット曲となっており、演技だけでなく歌声も最高のケミを魅せている。

 

ネタバレ感想

第1話

<あらすじ>
国民的トップスターのカン・ソジュンが撮影現場から消えた。
事務所社長のピルヒョンはいら立つが、ソジュンはある人物を捜し出さなければストライキに入ると宣言。
帰宅したソジュンは、玄関でジウと出くわし…。

起床したソジュンの横で、ジウも目を覚まします。ジウをかわいがるソジュン。ジウに「愛してる」と言わせて、「かわいくてたまらないからほっぺを噛ませろ」とじゃれついたりもします。

やくざの役を演じるソジュンは、「撮影の遅れで他の仕事に影響が出てるんです。助監督から言ってくれませんか」と頼みますが、彼女は「私たちもみんな寝てないんです」と言って聞きません。しばらくして、ソジュンは「短いセリフを20回もだぞ」と激怒して帰ろうとします。助監督が来ると、「撮影は長いんだ。こんな調子で進めてちゃダメだよ。今日は俺のせいにしてオフにしな」と言って車のドアを閉めます。
ソジュンは午前にドラマ撮影、午後は広告の撮影の予定でした。ホミンに「社長に違約金の用意をさせろ、ストライキに入る。今日までに探す約束を社長が破ったから」と命じます。
「俺は興信所じゃないんだぞ。現場を放り出すな!終わった恋の面倒まで見る筋合いはない」怒るピルヒョンに、「明日までに探さないと走ってる車から降りてやる」と脅すソジュン。

ジウはソジュンの家に来ては、「ゴミを捨てに帰っただけだ。フリッタータを作ったから食べろよ。これから店に戻る」と料理を作ってくれていた頃もありました。ジウの携帯に電話をかけますが、留守番電話に繋がってしまいます。

ピルヒョンは興信所に行きますが「気に入らないなら他を当たってください」とすげなく断られてしまいます。ヒョンギに電話をかけるピルヒョン。

起床したソジュンは起こしに来てくれたジウの手を、「俺の手だ」と撫でます。ジウに歯ブラシをもらうと、ぼんやりと歯を磨き始めます。

CMの撮影の合間に、「また現場を放り出すぞ」とピルヒョンに催促すると、「見つけた。あとで事務所へ」と返事が来ます。その時、落ちていたアクセサリーを踏んでしまうソジュン。「トラブルは避けたいんです」と弁償しようとするソジュンに、「お金だけもらいたくない。その代わり今日の撮影をよろしくお願いします」と名刺を出してくる女性。「デザイン室長 チョン・ソンユン」と書かれていました。

ピルヒョンは「ヒョンギから電話がきた。直接返金しろとジウに言われたそうだ。居場所は他のやつに頭を下げて調べさせたよ。見ろ」とピルヒョンが見せた画面には、「ハソン郡のレストラン”ティ・アスペット”」と書かれていました。ホミンに車を借りるとすぐさま走り出します。明日の現場はキャンセルだなとぼやくピルヒョン。

最初の1ヶ月は帰ってくるのではと思っていました。しかし、「もう終わりにしよう」というメモだけを残して、ジウは消えたのです。2月目は病気かと心配しました。その後は、ジウの消え方に泣き、腹を立てました。
「タチャム 真実の村」と書かれた看板の前で停まるソジュン。今はただ自分の何がいけなかったかを知りたいだけです。でなければ、一歩も前に進めません。
レストランの前に車を停めると、店の中を目を凝らして見つめます。そこに村長の男が来て、「あいつは無愛想で店もガラガラだ。メニューは何が何だかさっぱり分からん」とジウの店を非難します。ジウの住む家を教えてもらい向かうと、ちょうどジウが外に出てきて目が合います。1年間用意してきた言葉が吹き飛んでしまいました。そこに少女・ユハと母親・タギョンが現れ、「パパ、この人誰?」とソジュンを指さします。「隣の家の者です。ジウとは友達で親しいから」と説明するタギョン。ジウは「説明しなくていい。今日は行けない」とだけタギョンに言います。ユハは「パパがいないし同じ苗字だからいいじゃない」と言いますが、タギョンは慌てて帰っていきます。

寒いから家に入れてくれと言うソジュンに、「俺たち他人だろ」と冷たくあしらうジウ。

「2040年に俺はアカデミー賞主演男優賞を獲る。お前は予約でいっぱいの店のシェフだ。そしてこの森の奥に俺たちの小さな家を建てる。毎朝一緒にコーヒーを飲むんだ。想像しろよ。未来を考えただけで楽しいだろ?」と楽しげに話すソジュンに、「どうだろう、未来にならないと」と答えるジウ。

 

第2話

<あらすじ>
メモ1枚を残して消えたハン・ジウを見つけ出したソジュン。
ジウはソウルを離れ故郷のタチャム村で暮らしていた。
ソジュンは1年ぶりに会ったジウに離れた理由を尋ねるが、ジウはおかしな理由ばかり並べ立て…。

「パパの表情が変だった」と言うユハに、タギョンは「パパなんて呼ばないの。彼と知り合いとは驚きね」と言いながら蒸した芋を食べます。
「俺の誕生日にメモ一枚でお別れなんて。探索届も出さずに耐えてきた。一年もの間お前のために引っ越した家で…。いくらなんでも酷すぎる。こんな扱いを受ける筋合いはない」と怒るソジュンに、「俺に謝れって?夜中に帰って俺を起こすし、撮影期間はずっとピリピリしてるし、芸能人だから散歩もできない。ニキビを潰そうとうるさいし。特に寝る時の歯軋りは最悪だった。ちゃんと理由を書いておけば来なくて済んだな。気遣いが足りなくてごめん」と煽るように言うジウ。「用意してたようなセリフだな。こんな遠くまで…」とソジュンが家を見回すと、「勘違いするな、帰ってきただけだ」と言うジウ。ソジュンは帰ろうとしますが、寝室で自分のものを発見してしまい「なぜまだ持ってる?」とジウを問い詰めます。「なくても困らないよな。持って帰るよ。指輪は?捨てた?」と言うソジュンに、「ああ」と答えるジウ。「売られた方がマシだよ。指輪はどこに捨てたんだ?」と問うソジュンに、「山に」と答えるジウ。ソジュンは苛立ったように車に乗ると帰っていきます。

店を開けるジウ。村長とともににこやかにソジュンがやってきます。「おいレストラン、なぜ有名人と知り合いと言わなかったんだ」と馴れ馴れしい村長に、無言のジウ。「挨拶もできないのか」と貶すと、「メニューを見ても何なのかさっぱり分からん。二日酔いに効くやつがいいが。昨日はマッコリを飲みすぎた」と笑う村長。「腹ペコの俺にチヂミを奢ってくださったんですよね」とソジュンが持ち上げると、「成功する奴は違うな。楽しかったよ」と村長は満面の笑顔です。「何か汁を頼む」と言われ、ジウはグーラッシュというハンガリーの汁物を出します。「牛肉と野菜を赤ワインで煮たもので…」とジウが説明しても、「酒を抜きたいのに酒の料理を出すのか」と村長は鼻白みます。「愛想は悪いけど料理の腕は確かなんですよ」とソジュンが言うと、「ソジュンが言うならまた来るよ」と村長は笑顔になります。

会計をしようとしても動かないジウに、「昨日は撮影で疲れてたんだ。事故を起こしたら困るだろ。店名を変えろよ。村の人には分からない」とアドバイスするソジュン。

ーー俺たちは別れた。
ソジュンはジウの持っていた自分の服を眺めると、車を発進させます。

ユハは学校帰りに店に来ると、「村長がソジュンの話をしてみんなが騒いでたよ。具なしの汁を飲んだって」と言います。窓越しにおばあちゃんがこちらを睨んでいます。「忙しいからって薄情なんだから。人っこ一人いない」と文句を言う彼女。店の電話が鳴ったので取ると、ソジュンからでした。「今もヒョンギと連絡を取ってるのか?いや答えなくていい。別れたなら荷物を全部持って行け。目障りだから」と言う彼に、「捨てろ」と答えるジウ。「捨てるところを人に見られたら困る。早く来いよ」というその電話をきっかけに、毎日毎日催促の電話がかかってきます。

タギョンと3人で食卓を囲んでいると、「また電話?ソウルで何があったの?パパは秘密が多いよね」と言うユハ。「村のみんなが大騒ぎしてるわ。ソジュンのおかげであなたの株が上がるかもね」とタギョンは笑います。
とうとう村長から「ソジュンから伝言だ。早くソウルに来て解決しろってさ」と言われてしまいます。

ジウを待つソジュン。まだ二人が付き合っていた頃は、現場にジウを呼び、「元気が出ないから充電させてくれ」とキスをねだったこともありました。
「ホミンは?」とメイクスタッフに尋ねられ、「人を攫いに行った」と答えるソジュン。

ソウルに来たジウはヒョンギから「俺がバラした。ごめん」と謝られます。目の前にはピルヒョンとホミンもいます。「返金して最後に謝りたかった。俺はカンさんに謝りたいのになぜ部外者が?」と怒るヒョンギ。
それを無視して、「音信不通になるなんて酷いぞ」と怒るピルヒョンに、「俺は故郷に帰っただけだ」と淡々と返すジウ。「店は順調か?俺は親の脛を齧ってる。イタリアに行ってのんびりするよ。近況報告をする仲じゃない。帰りますよ」と言うと、ヒョンギは帰ります。ジウは荷物をまとめたいと言いますが、「留守の家に一人で入れるなと言われているので僕も行きます」とホミンに言われます。

撮影現場に来たジウに、ソンユンは驚いたように声をかけます。アメリカ育ちと聞いたのに接点があるのかと問うソジュンを遮り、「終わったら行こう。待つよ」と言うジウ。

喧嘩をしたソジュンとジウ。「怒るとすぐ片付けを始めるよな」と言うソジュン。「服だけど、ハンガーに同じ向きでかけろ。難しいことか?俺が直してもいいけどいつも逆だから」と怒るジウに抱きつくソジュン。「許して。機嫌なおった?」と笑う彼を見て、ジウも笑ってしまいます。

 

第3話

<あらすじ>
一緒に暮らしていたソウルの家から荷物を持ち帰るようしつこく催促するソジュンに根負けして、ソウルにやってきたジウ。
そしてソジュンに“本当の”最後の別れを告げるのだった。
ソジュンもまた諦めたようで…。

ソンユンは「いい別れ方じゃなかったから私の話をしないでとタギョンに頼んでたの。ユハにやっと会える。突然だったけどいきなりハソンで会うよりいいでしょ?本社異動前に休暇があるからハソンで過ごすつもりなの。子供達に英語を教えてと村長にも頼まれてたし…」とジウに話し、それをホミンは物陰から聞いていました。ソジュンに二人がどんな関係が尋ねられ、「どうやら地元の幼馴染で、二人は…」と言いかけますが、「その先は聞きたくない」と遮ってしまいます。

家に着くと、荷物を一つ一つまとめて行くジウ。「冷蔵庫の中身も全部だ。あとそれは持って帰れ、お前の匂いがする」とジウが持っていた自分のものも追加するソジュン。「元気で」とジウが帰ろうとすると、「あと一つ」とソジュンは引き留めます。

実はソジュンはジウに誕生日プレゼントとして車をあげたのです。通勤用に気軽に使えよとソジュンは言いましたが、ジウは受け取っていないから自分のものではないと言って立ち去ろうとします。「本当にこのまま?」と尋ねるソジュンに、「お前は好意だったろうけど、俺には重荷だった。どっちが悪いとかじゃない。俺たちの性格や価値観が違っただけだ。どうして俺と付き合いたいんだ?」と返すと、荷物を持って故郷へひとり帰っていくジウ。

答えられなかったと思い返すソジュン。
「別れて最初にするのは思い出の品を捨てること。写真も全部です。残さないように」とホミンに言われますが、もうすでに実行済みです。「気を遣ってバラエティー番組は断ってきたけど…」と言うピルヒョンに、「これからは仕事をどんどん入れろ、働きアリになる」と宣言するソジュン。「最低最悪の男…」とつぶやきながら泣きじゃくります。

村にソンユンが帰ってきます。「ご両親にお世話になっているんだから住居の紹介くらい当然だよ」と笑う村長。

芝居の現場で涙の量を調節できず、ティア・スティックを使うソジュン。監督が「ギャラは高いくせに傲慢だ。今度はジェウォンみたいに素直な新人を使おう」と話しているところを聞いてしまい、ソジュンは気分を悪くします。
ソジュンが休憩していると、電話がかかってきます。

店で焼き芋を作ってユハと食べようとしていたところに、村長が現れます。「村のために今度の集会で食事を用意してくれ。ソンユンの歓迎会がある」と安すぎる材料費を渡されます。「キムおばあさんにはイモのチヂミを作ってあげた方がいい。好物なの」と教えてくれるユハ。遅くにタギョンが迎えにきて、「役場は残業手当が出るし、授業参観にも行きたいから頑張って働かなきゃね」もユハに言い聞かせます。
そこにソンユンが現れ、ユハにプレゼントを渡します。みんなで夕食を食べようと提案するタギョンに、「集会で出す料理の準備をしなきゃ」と断るジウ。店には彼一人が残されます。

パパが村に来た時はみんな何もしてくれなかったのにと文句を言いながらも歓迎会の手伝いをしてくれるユハ。ソンユンとジウは隣に座りながらチヂミを作ります。

いざ歓迎会が始まります。
イモのチヂミにチーズを乗せるとユハに頑固に言い張るジウですが、村の人には大不評でした。
ソンユンはアメリカでも有名な宝石デザイン会社の室長です。休暇も兼ねて英語も教えてくれるんだと村長は自慢げに言います。さらにゲストがいると言い出し、出てきたのはなんとソジュン!

ソジュンは「開くな」「開く気か?」「後悔するのに?」というフォルダを悩みながら続けて開くと、「ハン・ジウ」と書かれたフォルダを最後に開けて、彼の写真を笑顔で見つめます。

 

第4話

<あらすじ>
トロットを歌いながらタチャム村に現れたソジュンは、キャンピングカーをジウの家の前に停めて滞在すると言う。
ジウはソジュンの登場により眠れぬ夜を過ごし、一方のソジュンは1年ぶりに熟睡するのだった。

大はしゃぎの村人たちを尻目に、ジウは料理の片付けを始めます。ソンユンは「よく会いますね」とソジュンに話しかけます。「故郷に帰った後はアメリカに戻るんですか?」と問われ、「ずっとこっちにいます」と答えるソンユン。
「ブレスレットはもう直ったんじゃないですか?ジウの写真に写ってたから見覚えがあって。お揃いですか?」と問うソジュンに、「初めて作ったジュエリーだから思い入れがあるんです」とソンユンは答えます。
「お揃いなら別れたら外すのがマナーでは?」と煽るソジュンに、「お揃いと知ってる人の前ではマナーを守って外してます」と笑顔で返すソンユン。「俺はパーフェクトなタイミングで壊したってことか」と笑顔で嫌味を言うものの、ソンユンには全く効きません。「強敵が現れたな」とソジュンはぼやきます。

翌朝、ソジュンはキャンピングカーで村を訪ねてきます。SBC放送「地方のレストラン」は、店が潰れた原因を探る番組です。ユハはキャンピングカーの中を見てみたかったと不満を言いつつ、明日タギョンにちゃんと授業参観に来てくれるように頼みます。タギョンは「クアンク」な格好で行くと自慢げに言います。

深夜にソジュンのキャンピングカーを訪ねてきたジウは、「俺はこの村で一生ひとりで幸せに暮らす。邪魔するな」と言い、ソジュンは「敷地を借りただけで大袈裟だな。客も来ない村でやっていくのが幸せなのかよ」と言い返します。庭のソジュンが気になるジウは、何度も何度も床掃除を繰り返してしまいます。

翌日、ユハは授業参観のためにタギョンに髪を結んでもらおうとしますが、タギョンは慌てていて気付かずに出勤してしまいます。ユハはYouTubeを見ながら、自力で髪を結びます。

「カプレーゼかなにか、簡単なものを作ってくれ」と店に来たソジュンに、「干された?仕事もしないでここにいるから」と尋ねるジウ。「1年ぶりに熟睡できたんだ。美味しく食事をしたい。お前はここで楽しくやってたようだが、我慢の限界なんだ。俺に時間をくれ」と言うソジュン。

ソジュンが片道4時間かけて現場に来ているとホミンから聞いたピルヒョンは呆れますが、ホミンは「調子は良さそうだし機嫌もいいです。きっと居場所が分かってホッとしたんですよ」と答えます。「また落ち込まれたらどうするんだ」とぼやくピルヒョン。

料理を持ってきたジウに「なぜ俺にだけ冷たい?室長も元恋人なのに普通に接してるよな。俺と室長のどちらに未練が?」と尋ねるソジュン。「また俺を困らせる」とジウが言うので、「ならもう言わないよ」とソジュンは口をつぐみます。
その時タギョンから電話が鳴り、「急に郡長が来て授業参観に行けなかったの。ユハを学校に迎えに行って」と頼まれます。快諾するジウ。
しかしその時、村のおばあさんたちが「この店の50%オフクーポンをもらったのよ」と券を片手に現れます。券をよく見ると、裏側には「ソジュンより」と書かれています。「ジャガイモの団子はある?」と尋ねられ、「この店のニョッキは絶品ですよ」と売り込むソジュン。

下校するユハを迎えに来たソジュンは、「髪がボサボサだぞ。喧嘩したのか?」と訪ねてユハに拗ねられます。「赤の他人に迎えに来させるなんてひどいよ!」と怒るユハに、「ちょうど客が来たから…好きなものを奢ってやるから機嫌を直せよ」とソジュンは個人商店に入ります。店主にサインを求められて応じている間に、ユハは姿を消してしまいます。慌てて探すソジュンですが、ユハは見当たりません。タギョンやソンユンも総出で探しますが、家には「私 家出するから」というメモだけが残されていました。村内にもユハを見つけたら村長に連絡するようにと放送が流れます。
ソジュンはジウとともに外を探し回ります。トラウマで足がすくみそうになるのを必死で堪え、「俺が髪をけなしたからユハは傷ついて隠れたのかも」とソジュンは手に怪我を負いながらもあちこちを探します。
同じ頃、呆然とするタギョンを家で落ち着かせていたソンユンは、家具の中に隠れているユハを見つけます。「心配させて」と怒りながらも、何度も謝りながらユハを抱きしめるタギョン。
ソジュンはユハが事故に遭ったのではと心配し歩き続けますが、ジウはソンユンから「ユハが家の中で見つかった」と連絡を受けて、もう大丈夫だとソジュンに伝えます。「お前は顔色ひとつ変えなかったな」と言うソジュンに、「お前が冷静だったら俺が取り乱してた」とジウは嫌味を言います。
疲れてその場に座り込むソジュンの横に座るジウ。
「なんでそんなに真っ直ぐなんだ?気にかかる」と言うなり、ソジュンにキスするジウ。2人は何度もキスを繰り返します。

村に帰ってきてから、「カン・ソジュン スキャンダル」とネット検索しようとしても勇気が出ないジウ。

 

第5話

<あらすじ>
家出をしたユハが無事見つかったという知らせに安堵する2人。
その時、冷たい態度しか見せなかったジウが、自分からソジュンにキスをする。
元通りの関係に戻ったと思うソジュン。

ジウの家に泊まったソジュンですが、ジウは何も言わずに先に家を出てしまいます。ジウはコーヒーを淹れようとしてカップを設置し忘れるなど、ぼうっとしています。入り口を見つめるジウ。
その時、裏口から入ってきた男が「連絡をした”地方のレストラン”のキムPDです」と挨拶してきます。何も知らないと返すジウに「ハン・ユハさんという方にアポをとって伺ったんですが」と言われ、すぐさまユハに電話をするジウ。ユハは「言えば断ると思ったから。今日は店に寄らないよ。今日はソジュンが迎えにきてくれたから」と言います。
「この企画はボツだな」と帰っていくキムPDたち。
ソジュンは電話で何を話したのかとユハに尋ねますが、煙に巻かれてしまいます。髪がかわいいと褒めると、「ママが結んでくれた。何日続くか分からないけどね」と言います。「ママが忙しい時は俺がしてやるよ。家族ってそんなもんだ。期待しなければ楽になる。親に愛されて当然だとか思わない方がいい。タギョンさんはユハを愛してるけどね」とソジュンは言います。「つまり、仲良し家族が幸せの条件じゃないんだ。子供が頑張ったところで家族円満とはいかない。人生は独りだと思った方が楽なんだ」と話すソジュン。

「地方のレストラン」の取材店にジウの店が載っているのを見て驚くピルヒョン。

ソジュンのCMについて、指輪の写し方について細かく指示をするソンユン。ソジュンがとても素敵だとソンユンは頷きます。「お嫌いかもしれませんが取材の申し込みが来ています」と部下に名刺を渡され、顔を顰めます。

山を登るジウ。家の電気がついており、ソジュンが夕食を作って待っていました。「ジウは何してる」と呆然と尋ね、ソジュンは「元彼が勝手に入ってたみたいな顔するなよ。お前に教えてもらったからうまくできたぞ」と嬉しそうに話しかけます。しかしジウは「お前が望むなら時々遊んで、寝て、こうして過ごしてやる。遊び相手として」と言い出します。「俺はその程度の存在か?いっそ”魔が差した”と言ってくれたら…」と泣きそうなソジュンに、「俺はお前の恋人にもどるつも戻るつもりはない」と断言するジウ。「じゃあ毎晩11時にここで。もう二度と口にするな」と言うと、ソジュンは家を飛び出します。
地元の女友達たちと楽しげに話していたソンユンは彼女たちを送った後、独り酒をしているソジュンのもとに戻ってきます。土曜日は空いているかと問われ、「俺は火遊びはやめたんだ」と怒るソジュン。ソンユンは「あなたは私のタイプじゃありません」と言うとソジュンにそろそろ飲むのをやめるように叱ります。

ソジュンはジウに電話をかけますが、留守番に繋がってしまいます。「もういい、全部忘れよう」と留守電を残します。

土曜日、「ティ・アスペット」は休業しています。ソンユンとタギョンとジウがゴミだらけの倉庫の前で立ち尽くしていると、ソジュンがピルヒョンを連れてきます。
タギョンの家で全員夕食を食べることになります。ソジュンはソンユンに「ジウと付き合ってたんですよね?」と尋ねます。ジウは怒りを露わにしますが、ソンユンは「ジウが転校してきて5年くらい。ソウルには私の進学に合わせて一緒に」と答えます。「嫌いな人は?好きな人より言いやすいでしょ」と言うソジュンに、「自己中心的で遠慮のない人」と微笑むソンユン。「黙って消える男は?」と聞いた瞬間、タギョンが大量の氷をソジュンの体に落としてしまいます。
「事情があるとは思いますが、”消える”はNGワードで。実はソンユンが消える形で2人は終わったんです」と頼むタギョン。
「番組への出演依頼を断ったらしいな。ソジュンがゲストだぞ。うちはボツでもいいがお前にとってはチャンスだろ。その話がしたくてきたんだ」とピルヒョンに言われるジウ。タギョンがまた酒をこぼしたため、ジウとソジュンは「ティ・アスペット」に酒を取りにいくことに。

ピルヒョンは「ジウの両親が亡くなった時、そばに?俺は葬儀だけ」とソンユンに尋ねます。「幼かったから力になれませんでした」という彼女に、タギョンは「あなたのおかげで随分立ち直ったわ」と言います。「恋愛が一番難しい。好きになった方が折れて合わせていく」とぼやくピルヒョン。「振り回されてますよ。別れちゃえ!そうしたら本当に楽だから」と管を巻くタギョン。

乱暴に酒の準備をするジウは、「言いたいことがあるならここで言え」とソジュンに言います。「嫉妬してただろ。ピルヒョンに」と言うソジュン。

ジウが寝返りを打つと、そこにはソジュンが。ソジュンはジウの腕を勝手に取って、自分に巻き付けます。

 

第6話

<あらすじ>
本心を尋ねるソジュンとジウは初めて声を荒らげて喧嘩をする。
ある日、レストランを再生するバラエティ番組「地方のレストラン」にソジュンがゲスト出演し、ジウのレストランを訪問することに。

「お前が嫌なところは全部直すよ」と縋るソジュンに、ジウは「そうか。何を直す?」と尋ねます。「同じ時間に起きて、同じ時間に寝る。撮影の日も合わせるように努力する。不規則な生活のせいでピリピリして申し訳なかった。生活リズムを合わせれば…。ジウ、”シェフ”と聞くとお前が思い浮かぶ。”パスタ”も”イタリア”も。散歩はダメでも海外旅行なら行ける。ニキビを潰そうともしない。お前がかわいくていたずらしてただけなんだ」と必死のソジュン。「もうやめろ、未練がましいぞ。格下の俺に拒まれるのが許せないか?俺はお前が理解できない」と拒絶するジウ。「俺はお前が理解できないよ。俺が恋に溺れたバカに見えるようだけど…」とソジュンが言うと、「ああ、主役気取りだ」とジウは突き放します。「主役?お前だろ?逃げて隠れてぶつかることもできない。プライドばかり高くて本音を言わずに誤魔化して!」とソジュンが激昂すると、「分かってる。俺はそんな奴だ」とジウは開き直ります。「それでも好きなんだ」とソジュンが言うと、「俺が嫌なんだ。お前は何も悪くなかった、だろ?お前に非はない。俺の問題だ」とジウは突き放します。強引にキスしようとして拒絶されるソジュン。「寂しかった。孤独だったんだ。お前といると独りの時より寂しかった。よりを戻せって?何のために?これで付き合えない理由が分かったか?」とジウは淡々と言います。「ジウ、気づかなかったよ。俺たち初めて喧嘩したな」とつぶやくソジュン。

明日の現場はここから近いから止まればと言われても、ジウのためにソジュンは必ず家に帰りました。ジウといる時は携帯の電源をオフにし、現場で誕生日パーティーをしてもらっても恋人がいるからと断って帰ります。
ーー俺は精一杯やったと思う。生涯を共にする人を見つけたと思ったから。でももうどうにもならない。
「恋愛中は十分あいつに尽くしてた。別れた後も飲み会に行ってないだろ。精一杯やったのに戻れないのは縁がないんだ。もう潮時だよ」とソジュンを慰めるピルヒョン。「”地方のレストラン”はいつ放送?」と問うソジュンに、「来週の木曜日かな」とピルヒョンは答えます。

「タギョン、あなたから見た私はどんな人間?」と問うソンユンに、「昔から変わらない。いつもしっかり者で負けず嫌い」と答えるタギョン。「ジウはどう思ってるかな?」とソンユンが言うので、タギョンは「あの頃は2人とも大変だったでしょ。あなたは怪我でスポーツ推薦の話が流れて、ジウは両親が亡くなって。2人とも幼かったしね」と慰めます。「昔のことを引きずりたくないけど、よそよそしいと思われるのも嫌だわ」と言うソンユン。「別れても恋しい人っているのね。私は死んじゃえばいいと思うけど」と毒を吐くタギョン。両親は元気かと尋ねられ、「初めは会うのを嫌がってたのに今はユハに夢中みたい。祖母の病気が治ったら村に戻るわ」と言います。「あなたもジウも変わってないのに私だけ変わった気がする」と言うソンユンに、「あなたも変わってないわよ」と笑うタギョン。

神経質に部屋の掃除をするジウ。

翌日、ソジュンは村の集まりに顔を出し、おじいさんやおばあさんたちと交流を深めます。
ユハはソジュンが村人たちと仲良くしているとジウに話します。「市場まで仕入れて値段も下げたのに儲けがないのは問題じゃない?」と言われ、口をつぐむジウ。そこに村長夫妻が来て「テレビ出演を断ったのか?テレビで人気が出たら村の経済が活性化してうちの柿も売れると聞いたわ。絶対出てよ」と言います。ユハと口裏を合わせていたソジュンは彼女とこっそりガッツポーズをします。

「地方のレストラン」に出演することになったジウ。ソジュンの動画に2年前出演したシェフで…と説明されます。名物メニューを作ることになり、カルボナーラとオッソブーコを作ります。「味は申し分ないけどニーズがないわ。しかも店の名前も覚えにくい」とMCに言われ、「韓国料理を取り入れたフュージョンは?」と尋ねるソジュン。しかしジウは「正統なイタリア料理店にしたいんです」と断ります。MCは「”君を待ってる”なんて店名、いい名前だけど覚えられないよ。味は良くても収益も大事です。材料費が高すぎる。オッソブーコは韓国料理に慣れた村人の口に合う料理じゃない」と指摘します。
村長夫人はソジュンの言うように撮影を許可したけど、村人の顔が写っていないかみんな不安がっていると夫にこぼします。村長は大丈夫だと太鼓判を押します。
撮影は筒がなく終わりましたが、「ソジュンさんとジウさんは仲が悪いんですか?」とカメラマンに言われ、焦るホミン。そこに電話がかかってきて、「一次に合格した!?」と驚きます。

ソジュンとジウが夜道を歩いていると、ユハが駆けてきてソンユンが出演したテレビ番組を見せてくれます。「20歳の時に初めてデザインしたブレスレットで…」と実物を見せながら話すソンユンが写っていましたが、彼女は慌ててジウの手からスマホを取り上げます。
「村の人と親しくするな」とジウに言われても、無視するソジュン。

ソンユンはタギョンの家までユハを送ってやります。タギョンはソンユンに彼女が昔から好きなお菓子をあげますが、「ジウはもう甘いものは好きじゃないんだって」と話します。
ソジュンは車に乗り込むと家に戻ろうとしますが、ジウの家に向かうソンユンを見つけてハンドルから手を離します。

「高校の時とは違って呼び出さないと会えなくなっちゃったね」と話す2人の会話を盗み聞きするソジュン。「私が別れる前に言ったこと覚えてる?”死ぬまで忘れないで 不幸になればいい”。嫌なことをたくさん言ってごめん」と謝るソンユンに、「仕方ないって理解してる。誰かと一緒でも孤独なことはある。あの頃は君がいつも俺のそばにいてくれて寂しくなかったし幸せな過ごせた。料理に集中できたのも君のおかげだ。それに、寂しい思いをさせて悪かった」とジウは逆に謝ります。「あの時私はすごく落ち込んでたの。私が悪いのにね。ずっと気掛かりだったの、ありがとう。もう9年前の話なのにね。よくあなたのことを思い出してた」と懐かしそうに言うソンユン。「俺も同じだよ」と返すジウ。「あなたも会いたかった?」とソンユンは尋ねます。
その場を後にするソジュン。
ーージウにも特別な恋があった。俺よりももっと心が痛むかつての恋…。

 

第7話

<あらすじ>
ジウとソンユンの会話を立ち聞きしたソジュン。
ソジュンはジウの店の名前「ティ・アスペット」の“君を待っている”という意味はソンユンに向けられたものであり、ジウが自分よりも辛い恋をしているのではと思う。

「話をしたいと思った」と言うジウに、「ブレスレットの話をしてもいい?ペアだけど私にとっては仕事を頑張るお守りみたいなものなの」と話すソンユン。「俺がしなければペアにはならない。だろ?」と返すジウ。

ソンユンとの話を終えたジウに、「俺の負けだ。元気で」と言うソジュン。

ーー時折あの頃と彼女の姿が思い浮かんだ。なぜ罪悪感を覚えるのか戸惑った。
「撮影が終わった。1時間半で着く」というソジュンの電話を受けて、髪を整えるジウ。帰ってきたらソジュンに寝るかと問うと、2時間後には出るからと微笑みます。
ーーソジュンに非はないと思うほどに混乱していった。
「今夜家の前まで出てこられる?落ち込んでるだけなんだけど」と尋ねるソンユンに、「ごめん、練習が終わらないから。タギョンは?」と返すジウ。
ソジュンと2人でいる時、ソジュンは主役にも関わらずジウとの時間を優先して打ち上げにも出ていないことを知ってしまいます。
さらに、ソジュンの台本を見て、キスシーンがあることを知ります。
ーー全ては俺の問題だった。
「たかが料理でどうしてそこまでするの?両親もいて大学にも通わせてもらって友達もいる。恵まれてる私に何を苦しむことがあるのか理解できないのね。私でも理解できないのにあなたには無理ね。ジウの方が辛くて悲しい。こんな自分に嫌気がさしてくる!」とジウに当たり散らす若き日のソンユン。
ーー経験したことのない感情を30歳になって抱くとは思わなかった。
家でケーキを用意して待っていた時、ソジュンはスタッフたちに囲まれて誕生日を祝われていました。
ーー俺は独りで、あいつは人に囲まれていた。あいつもいないと自分もいないように感じた。こじつけのような言い訳を並べ続けた。自分が立っていられるために。

現場でソジュンや周りに怒鳴り散らす監督。ソジュンは「イメージを固めてから撮影してください。話があるなら俺に直接どうぞ。今日は俺がいると空気が悪いので帰ります」と言って帰ってしまいます。移動の合間もライブ配信をしたりと多忙を極めます。

「付き合って100日を過ぎてから初めて手を繋いだよね」とソンユンに言われるも、思い出すのは「外に久しぶりに出た」とはしゃいでいたソジュンの姿です。
酒に溺れるソジュン。ピルヒョンは台本を投げつけ、「あの監督、主人公をいきなり殺しやがった!このままだと仕事がなくなるぞ」と怒鳴ります。驚いた表紙にホミンかワイングラスを割ってしまい、ソジュンは発作を起こしてしまいます。2人を部屋から追い出し、1人で耐えるソジュン。

「事件のこともあり否定的な声もありましたが、ソジュンが事前のチェックをテレビ局に頼んでくれたので今日試写会を開けることになりました」と言って、村長が村人を集めて番組を見せようとします。タギョンがジウが来ていないことに気づいて待ってくれないかと頼みます。しかし村長は「俺が来るなと言った。両親のことを言われたくないだろ?」と怒ります。「一体何を怒ってるんですか?詐欺事件のこと?」と憤るタギョン。「父親が詐欺師を連れてきた!今でも腹が立つ!共犯かもしれない!」と怒鳴る村長の妻に、タギョンは「ジウの両親は死ぬまで償ってた!頑張ってるジウに何の恨みがあって辛く当たるんですか!?自分だけが辛いと思ってる。人の傷も知らずに!若いなりに私たちも荷物を抱えて生きてます!」と怒り、ソンユンを連れて出ていってしまいます。

帰宅したタギョンを訪ねるジウ。タギョンは「戻ってこいなんて言うんじゃなかった。余計な話まで聞かせてごめんね」と泣きじゃくります。「タギョンとユハがいるから頑張れてるんだ」と慰めるジウ。

ピルヒョンとホミンからの「愛してるよ」というメッセージを見ても寝付けないソジュン。

朝早くから山を登るジウ。

「地方のレストラン」を見るタギョンとユハ。ソジュン編は好評なようです。残るは「解決編」。ドラマ降板の件は表に出ないと思っていたピルヒョンですが、恋人のイ記者から「ごめん、記事が出る」と言われてしまいます。
ユハは学校から帰ると店に直接向かい、ソジュンの記事をジウに見せます。「不安障害が原因か?ドラマを降板」という記事でした。

 

第8話

<あらすじ>
番組の反響で繁盛するジウのレストランだが、ジウの両親の事件に関する記事が出て、ジウはネットでバッシングを受ける。
ソジュンも不安障害の再発が報じられていたが「地方のレストラン」解決編への出演を決める。

「社内の反対意見が多くて…」と言う「地方のレストラン」のキムPDに、「決めるのはPDと脚本家です。最高視聴率では?悪いことはしてません。健康上の問題です」と説き伏せるピルヒョン。脚本家は「もし不仲説が流れてお蔵入りになったら?それに解決編には出ていただかなくても…」と弱気ですが、ピルヒョンは「手は打ちます」と自信満々。

店に次々と来る若い客に驚くジウ。食材がなくなってしまうほどの盛況ぶりです。
ピルヒョンはソジュンの家に行くと「”地方のレストランの解決編”に出ろ。時が経てば世間は不安障害のことなんて忘れる」と説得しようとしますが、ソジュンは「もうあの店には行かない」と言い放ちます。

同じタイミングで、「ジウは詐欺師の息子」というネット記事が出たため、タギョンとソンユンは村の人が彼を売ったに違いないと村長を問い詰めます。
倍の量の食材を準備したジウですが、今日は打って変わって人が来ません。ユハは「真実は明かされる」と勇気づけてくれますが、ジウは落ち込みます。

ジウのニュースは検索ワード一位になってしまいました。「とんだデマのせいで3日後の撮影が中止になるかも」と不安になるピルヒョン。放送は2週間後の予定です。イ記者曰く、ジウのお父さんと詐欺師は元TBグループの社員だそうです。ジウの両親は脱サラして農家になり、TB時代の同期である詐欺師は保健の仕事を始めたのだそうです。ジウの父の紹介で村には来たものの、契約したのはそれぞれの村人の自己責任です。
「まったくのデマなのに!ジウの両親が亡くなる時、村人の借金を返したいとうちに金を借りに来たんだ。帰りに交通事故に遭って死んだ。こうなったのも俺のせいだよ」と憤るピルヒョン。「ソジュンとジウのためにも説明資料をテレビ局に送るべきよ」と言うイ記者。

「騙し取った金で店をやってるのか?」「ソジュンに関わらないで」「似たもの同士だな」…ネットにはジウへの誹謗中傷が溢れていました。
「俺たちが解決するから降りるなよ。ソジュンさんにも必要だ」とメッセージを送ってくるピルヒョン。
そこに村長夫妻とタギョン・ソンユンが食事をしに店に来ます。「私たちが噂を流したんじゃないわよ」と言う村長の妻。ジウは真っ暗にしていた店に灯りをつけて、涙を堪えて料理を作り始めます。

「キャンピングカーを取りに行かないと」と部屋を出たソジュンに、「ジウさんに問題が」と報告するホミン。ソジュンは「知ってる」とだけ言って車に乗り込みます。

いざ「地方のレストラン」解決編の撮影が開始しました。韓国料理とのフュージョンとして、みそパスタ、みつばリゾット、チヂミピザを出すジウ。そこに村長が訪ねてきて、飲み物を差し入れていきます。さらに村長の妻も来て、「ジウくんの収穫した柿よ。キム・スンジャの柿、ファイティン〜!」と干し柿を差し入れて帰っていきます。
ソジュンは村人の農作物を使ったメニューを作ってはどうかと提案します。例えば”おばあちゃんの干し柿サラダ”とか。さらに唐辛子とリンゴジュースを持って現れるおばあちゃんたち。「番組の趣旨にも合うんじゃない?」とスタッフは大喜びです。

番組の撮影後、ジウは「大丈夫か?」とソジュンを気遣いますが、ソジュンは冷たくあしらいます。「”一緒にいると危ない”ってそうかもな。だから親も俺を捨てたし、お前も俺のせいで傷ついた。別れた後まで。デマなのに。そろそろ胸を張って生きたらどうだ?」とソジュンは言い残して、ジウの前から去ります。

店で突っ伏していたジウに、ソンユンが「飲まない?」と酒を持ってきます。「ピルヒョンさんが村人たちにお願いしたの」と言うソンユンに「ありがとう」と感謝するジウ。「ソジュンさんに傷つけられた?…実は留学してすぐに彼氏を作った。異国で不安だったの。だから相手に依存しそうで心配になったわ。なのに彼氏が私に執着し始めた。私は勉強も遊びもしたかったのに。ジウをよく思い出した。”ジウは私をちゃんと好きでいてくれたのね”と。人は経験から学ぶでしょ。そして”不幸になれ”とは思わなくなった」と言うソンユン。「今更気づいてごめん」と謝るジウ。「謝らなくていい。よかった。あなたを理解できる人が増えたから」と言うソンユン。
「ソジュンは全てを理解して、ちゃんと表現するんだ」とつぶやくジウに、「気づいてくれるのを待ってるだけ?ソジュンにも難しいんじゃ?あなたが村に来たのは彼に会うため?もしくは気持ちを断ち切るために全てを承知で番組に出たの?ほらね、5年付き合った私にも分からないわ」と笑うソンユン。「あいつと恋愛中も俺は受け身だった。いつもそうだ。自分を守るために。ソジュンは一年だけで十分な人だった。たった一年で一生分の幸せをくれた。俺は一年で消えると思ってた。本当はソジュンに寂しいと思って欲しかったのに、また逃げてしまった」と振り返るジウ。ソンユンは1人で帰りながら泣きじゃくります。

しまいこんでいた携帯を出し、ソジュンとの写真を見つめるジウ。
ーージウ、携帯の電源を切ってどこにいった?どこにも行かないでくれ。
ーーどこで何してる?俺が悪いなら話して仲直りしよう。お前といて幸せだったのに。
ーーイブおめでとう。クリスマスは何を?俺はひとりぼっちだ。さっきノックが聞こえた。急いで出たけどお前じゃなかった。独りは退屈で寂しいよ。
ーー引っ越したら少しは気が晴れるかな?なぜ去ったんだ?それでもお前のことが心配だ。傷ついてほしくない。
ーー元気でいるよな?
ーー誕生日おめでとう。自分で作らずにうまいものを食べにいけよ。今日は一度だけ抱きしめたい。
ソジュンから送られたたくさんのメッセージを見て号泣するジウ。

 

第9話

<あらすじ>
ジウが家を出てからソジュンが送り続けていたメッセージを読むジウ。
ソジュンの思いを誤解していた頃の自分を見つめ直し、彼を捜しにいく。
一方、マネジャーのホミンは社長のプルヒョンに大事な話があると言い…。

ソジュンはソンユンのブレスレットをポケットに入れると、父からの電話をとります。「記事を読んだ。再発したのか?親に心配かけるな。世間は面白がるだろ。それが嫌で俺たちは国を出たんだ。俳優になんてさせなければよかった。金なんて俺たちは望んでない…」と言う父の電話を切るソジュン。

ジウはピルヒョンからソジュンが電話に出ないと連絡を受けます。同じ頃、監督が主演俳優のソジュンを批判しているとの記事が出ます。「静かに暮らさせてくれ」と父からのメッセージを見てしまうソジュン。

ソジュンを探すジウはタギョンとユハに会います。ユハはジウとヨンジン山に登山することを教えてあげたと言います。「ジウはなんだか必死そうだったね」とタギョンはユハに話しかけます。そこに泣いているソンユンが訪ねてきて、「5年なら私の方が勝てると思った。情で勝てると思ったのに負けちゃった。ジウと再会するために必死に勉強して頑張ってきたのに。完璧になって戻ってこようと思ったのに」と泣きじゃくります。「誰のためとかじゃなく頑張ったことが大事なんだよ。偉かったよ。泣かないで」とタギョンは彼女を抱きしめます。

ヨンジン山に自転車で急いで向かうジウ。
半熟卵の焼き方を何度教えても上手くならないソジュンと笑い合った朝。ソジュンに教えられてギターの弾き語りをした夜。「3.1節が誕生日のハン・ジウ」という垂れ幕をわざわざ作り、バルコニーに豪華な飾り付けまでして誕生日を祝ってくれた日もありました。あの日、ソジュンは指輪を通したネックレスをくれたのです。ソジュンのセリフの練習に付き合って笑われた日もありました。
「カン・ソジュン!」と真っ暗な山に向かって叫ぶジウ。

タギョンたちと一緒にチキンを食べるソンユンに、イ記者から電話が。「ハンさんのデマの送信元はタチャム村でした。告訴したらかえって大事になるかも」と言われ、「村人の可能性が高くなりましたね」とつぶやくソンユン。

「ソジュンは面倒臭い俳優」というネット記事を見ながら、「詳しくは記者会見をしますから」と電話先に怒るピルヒョン。ホミンは突然「明日が返答期限なので言いたくて…アイドルにならないかと誘われました。2ヶ月前に」と言い出します。

「投稿者シンコンゴッコン、IDはdch28…イニシャルかな?」と悩むソンユンに「村のお年寄りはネットを使わないわ」と呆れるタギョン。ユハが「待って、タチャム小学校のIDだよ。私はdch280102だもん。28は入学した年だよ」と言います。「クラスメートは何人?」と尋ねるソンユンに、「5人だよ。でもそんな悪い子はいない」と返すユハ。「もしかしたら学校の職員や関係者かも」とソンユンは返します。

アイドルにもともと興味があったのだと言うホミンに、ピルヒョンは「相談がなくて寂しかったけど…」と言いながらも了承してやります。ピルヒョンにIDの件を報告するソンユン。ピルヒョンは「シンコンゴッコンはゲーム用語ですよ。”袖(シン)のコントロール”って意味です。”ゴッド・コントロール”っても言います」と教えてくれます。ユハが「そういうことだったの!」と突然叫びます。驚くソンユンとタギョン。

ヨンジン山でソジュンを探し回るジウ。車を見つけ、近寄ります。ソジュンはキャンプをしており、ジウは安堵のあまり倒れてしまいます。慌てるソジュンに、「俺は大丈夫だ。お前のことを探してる。警察に届けてるかも」と荒い息で伝えるジウ。

「DCHくん!こら!」と少年の家に突撃するタギョンとユハ。ピルヒョンは記事の件でイ記者に電話をします。
ラーメンを食べるソジュンは「悪いが帰ってくれないか」とジウを拒みますが、ジウは「本当は指輪は捨ててない。捨てられなくて埋めたんだ」と言います。ソジュンは「俺は捨てた。今更やり直したいとか言わないよな?すぐに俺が許して受け入れるなんて思ってないよな?未練にも終わりがある。やり切ると思い残すこともない。お前とは違う。帰れ、休息の邪魔だ」と突き放します。ジウは「ごめん」とだけ言って去ります。

翌朝、タギョンは「犯人が分かったとジウに連絡しなきゃ」と電話をかけますが、電源が入っていないようで繋がりません。店を閉めて、ソジュンの家の前で待っていたジウ。「休息の時間は終わった?」と尋ねるジウ。「記事を読んだか?」とピルヒョンな問われ、「ああ、無視しよう。今は疲れてるから帰ってくれ」と返すソジュン。
ジウは突然「俺に言ったよな?”なぜ黙ってる?”と」言いますが、「俺のは事実だからな。帰ってくれ」とソジュンは言い放って寝室に篭ります。ジウは残ると言い、キッチンを片付け始めます。
オーディションを受けたホミンを迎えにきたピルヒョンは、「退職金とは別に、しばらくは大変だろうから。どこに行っても頑張れよ」とお金を渡します。2人で食事を食べにいきます。

勝手にソジュンの家に入ってきたジウは、「ごめん。開いたから…匂うから銭湯に行ってきた。あと、これで食事を作ろうと…」と荷物を見せます。「お前が?なぜ?」と問うソジュンに、「俺は遠くに行っても結局はネットでお前のことを検索してた。ソウルじゃダメだと故郷に逃げたのに。もう逃げない。俺はお前に突き放されたら…俺は…お前みたいに近づいていけない」と辿々しく言います。「俺を脅してるのか?」と問うソジュンに、「いや、頼んでる。抱きしめてくれ」とジウは涙を浮かべます。

登山をしながらジウは指輪を投げようとして、何度も逡巡し、地面に埋めます。そしてまた見つけられるように、近くの木に目印をつけたのでした。

 

第10話

<あらすじ>
自分に冷たく当たるソジュンを再び訪ねたジウは、「突き放されたらおまえみたいに近づいていけない」と言って勇気を振り絞る。
泣きじゃくり、本心を伝えながらソジュンに近づくジウをソジュンは優しく抱きしめる。

ジウはソジュンに近づくと、彼の袖を握ります。「”辛いなら近くにいく”と」涙するジウを抱きしめるソジュン。「ほら、近くにきたよ」と言うソジュンに、「携帯のメッセージを見た。連絡を絶ってごめん」と謝るジウ。「また心配をかける気か?音信不通だったくせに今更携帯を見たって?」と言うソジュンに、ジウは「本当は連絡を待ってたんだ」と泣きじゃくります。「チョン室長に未練があるんじゃ?俺と恋愛中も思い出してたんだろ?」とソジュンは言いますが、「彼女に冷たくして罪悪感が残ってた。それを未練と錯覚したんだと思う」とジウは返します。「俺と一緒にいる方が孤独なんだろ?」と言うソジュンに、「両親が死んで、俺だけ幸せになるのが怖かったんだ。俺もまだ自分のことが分からない。慣れてないんだ」とジウは泣きます。「お前にだけは意地を張れないよ。同じ服を着回すのもやめろ。それはチョン室長の習慣だろ。彼女の名残を消せ」と言うソジュンに、「お前も他の人と頻繁に電話したり笑ったりするな。俺はやきもち焼きなんだ。前は我慢してた。言ったら仕事の邪魔になるかと」と涙するジウ。「分かったよ。嫌なことはしない」とソジュンはジウを抱きしめます。「山で掘り返した」と指輪を見せるジウを何度も抱きしめるソジュン。
「お前にすごく会いたかった」「俺の方こそ。会っていても恋しい」「愛してるよ」「俺も心から愛してる」と2人は言い合います。

翌朝、熟睡して2人は目を覚まします。1年も離れていたのに昨日のことのようです。ジウはソジュンに言われて、店のSNSを始めます。ユハには「店をしばらく休みます」と張り紙をしておいてもらうように頼みます。
「愛してると言って」とふざけるソジュンに、「愛してる」と何度も言うジウ。

村に帰ってきたジウを、ユハが出迎えます。ソジュンはピルヒョンから会見を開くように言われますが、「世間は何を言っても変わらないよ」と会見をしないことにします。

ジウに謝るチェホという少年。「警察には通報しないでください」と泣きじゃくる彼に、「通報はしないけど、ネットの書き込みで一生悲しむ人もいるんだ」と諭して帰ります。

「お前の段取りが悪いせいで撮影が遅れてる」と助監督を怒鳴りつける監督。イ記者とピルヒョンは助監督に近づくと、「以前撮影者のスキャンダルを放送終了まで伏せてあげました。監督とソジュンさんの口論を多くのスタッフが目撃してます。バレるのは時間の問題です。助監督は現場の調整役でした。お世話になったので、真相を明かす前に提案に来たんです。匿名で告発しては?」と提案します。1人になり、ピルヒョンは「世の中捨てたもんじゃないな」とぼやきます。

ーー過去の痛みを乗り越えた俺はやっと勇気を出せた。お前との未来がはっきり見える。
ジウに会いに来たソジュンは、ジウをはがいじめにしてキスの嵐を浴びせます。

「地方のレストラン」解決編が放送され、ジウの報道がデマであったこと、真犯人は逮捕済みであることなどが次々とネット記事で明らかになります。
また、助監督は実名で「真相をお伝えします」とソジュンを擁護する投稿をし、共演者も実情を告発し、監督が交代する事態に。

ソジュンは韓国とイタリアのフュージョン料理を作り、ソンユンとタギョン、ユハに食べさせます。美味しいと絶賛する4人。ユハの髪を結んであげるソジュン。しばらく仕事を休んでいたソンユンに「ソウルでも元気で」と言うジウ。

一緒に寝ながら、「1〜2年で別れる気か?ここから通勤するのは大変だろ。月曜と火曜に会おう。俺が店を休むからソウルまで遊びに行くよ」と言うジウ。「いや、俺が会いたい時に遊びに来る。俺たちの性格が違うことは認めるよ。俺に聞いたろ?”性格が違うのになぜ付き合いたいんだ?”って。お前と出会って2日目に、心の奥にある傷を見抜かれた。だからこそ最初から心を開けたんだ。俺が苦しまないように自然に接して気遣ってくれたよな。そんなお前が好きだ。今まで誰にも言わなかったから手放せなくなるのが怖くて黙ってたけど、お前には話すよ」とソジュンは言います。
役者になって二つ目の作品で、ソジュンは心を病んで自殺する少年を演じました。慌ただしい現場で大人たちに忘れ去られ、彼は取り残されました。そこでトラウマになる出来事が起こります。
「あの時、泣き叫んで誰かを恨めばよかった」と言うソジュンに、「もう大丈夫。俺がいる」と勇気づけるジウ。「キスよりこっちの方が好きだ。ほっぺが柔らかい。かわいすぎる」と頬擦りするソジュンに激しくキスをするジウ。そこにタギョンが来て、スマホを忘れているとノックするので空気がぶち壊しになってしまいます。

どっちが腕枕をするかで揉める2人。
ーーこの世に完璧な人はいないし、完璧な恋愛もない。お互い理解して譲り合うんだ。相手が好きだから。プライドを捨てて素直に気持ちを伝えること。そんな愛し方をお前から学んだよ。

「チンピラの愛」という台本をピルヒョンから受け取るソジュン。ホミンは元気かなとつぶやく彼に、「人生は何が起きるか分からない」と笑います。

助監督は監督に昇進し、ソジュンたちと撮影を進めます。ソジュンは撮影の合間にジウにテレビ電話をし、「明日はオフだから早く会いたい」と画面に向かってキスをします。
タチャム村から出ていくソンユン。ジウは充実した日々に思わず微笑んでいました。
「俺も料理が上手くなったろ?」と胸を張るソジュン。店にピルヒョンとホミンが訪れます。ホミンはカッコ良くなったなと言うソジュンに、ソジュンさんもと返すホミン。「でも最近一番かっこいいのは…」とソジュンがジウを指差し、「いい加減にしろ」と4人は笑います。

いちゃつきながら閉店準備を2人で進めていると、店のドアに袋がかけられていました。
「幸せを願う代わりにこれを贈ります。2人をイメージして作った新製品です」とソンユンは手紙とブレスレットを残してソウルに帰っていきました。ソンユンとのお揃いのブレスレットはどこにあるのかとソジュンに問い詰められ、ごまかそうとするジウ。俺とお揃いでブレスレットをつけようと言われ、「料理中は無理だよ。休日中はつけるから」と抵抗するジウ。

ーー星は自ら光を放ち輝くが、宇宙が消え去れば星も存在できない。
ジウはマネージャーのソンビンに代わって、ソジュンをソウルまで送り届けます。飲み物をこぼした自分の口元を拭くハンカチに見覚えがあると言うソジュン。「親の葬式で泣く俺を見て誰かが貸してくれたらしい。捨てるのは気が引けて」と言うジウに、「俺のハンカチだ」と言うソジュン。
ーー俺は自分の宇宙を探してた。
ソジュンは「それは俺のハンカチだよ。俺が渡したんだ。泣いてる子にハンカチを渡すように伝えたんだ。ピル日のには何も聞いてないよ。ピルヒョンに俺がハンカチを渡して、それをお前がもらったんだ」と言います。
ーー真っ暗だった心に小さな星が現れた。そして俺の宇宙を見つけた。
「本当かよ」と笑うジウ。
ーーこれが俺たちの物語。「To My Star」。

ブレスレットをつけろと攻防を繰り広げるソジュンとジウを、タギョンとユハが「ほどほどにね」とからかいながら去っていきます。

ーーところでベイビー、俺たちはなんで別れたんだっけ?
ーーさあな、もう忘れた。

 

まとめ

たこわさ
たこわさ

「ティ・アスペット」ってたしかに覚えにくい名前だなあ〜なんて思ってたら😭”君を待っている”って意味だったなんて😭ジウはずっとソジュンを待ってたんだ😭って涙が止まりませんでした😭
最後にわーっとジウがソジュンに自分の気持ちを告白するシーン、あそこはもう画面を食い入るようにして見ちゃいました。内気なジウがまるで懺悔するみたいにソジュンに本心を怒涛の勢いで告げて、「突き放されたらおまえみたいに近づいていけない」って言うの…ずるすぎるよ〜!!全部許しちゃう!!!
はあ、ジウがかわいすぎるのかいけない。ソジュンの懐のデカさにも感動でした。

小錦あや
小錦あや

ピルヒョンとイ記者が付き合ったのって意外だな〜と映画を見ながら思ってたんですが、ドラマを見るに、イ記者は忙しすぎてデートをほとんどできてない感じでしたよね。ピルヒョンは「惚れた方が折れるしかない」って言ってたけど、お付き合いし続けられるのかなあ…ピルヒョンは優しすぎるよ!もっといい人がいるよ!という気持ちになってしまいました(お節介)

逆襲のゆりこ
逆襲のゆりこ

想像よりずっと入り組んだ話になっていて、かなり面白く前のめりになって見終えました。タギョンは恋敵ではなかったのが意外だったけど、ソンユンが思った以上に強敵でしたね。そして何よりジウ自身がかなり頑なで、もう復縁できないのではと終盤まで絶望を感じながら見ていました😂
ソジュンとジウそれぞれの辛い過去も明らかになり、それも含めて苦しくて…2人は幸せになれるのかな?と暗闇の中を進んでいるような気持ちでドラマを見ていたので、最後の最後に大逆転のハピエンで、ほーっと大きな安堵のため息がでました。晴れやかな気持ちにさせてもらえる、読後(?)感のいい気持ちのいい作品でした。

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