S.E.ジェイクス「ヘル・オア・ハイウォーター[幽霊狩り]」のネタバレ感想

小説

‪S.E.ジェイクス「ヘル・オア・ハイウォーター[幽霊狩り]」を読みました!

登場人物とあらすじ、どんな人におすすめなのかなど、ネタバレ感想とともにご紹介します。

登場人物とあらすじ

FBIの寡黙なケイジャンとCIAの皮肉屋 のお話。

パートナーになった者は必ず死ぬという不名誉な噂で保安官補・FBIを退職したトム・ブードロウ。彼は民間傭兵派遣会社「EE社」に転職する一ヵ月前に、差出人不明の怪しげな動画を受け取っていた。

動画の中では、美しい男が延々と拷問されていた。男は、絶え間ない暴力の間に歌を歌い、軽口を叩く。その奇妙な姿に、トムはどこか惹きつけられていた。

そしてEE社で試用期間にパートナーとして組まされたのは、なんとその動画内で拷問を受けていた男、プロフェットだった。

元海軍特殊部隊でCIAの工作員をしていたプロフェットは、圧倒的な身体能力を持つ最強のエージェント。だが、人に煙に巻くような言動のせいで、パートナーとしては最悪だった。

そんな彼らに、とある殺人事件の調査が依頼される。

被害者は、プロフェットの幼馴染の弟。事件を追っていくほど、トムとプロフェットは自分たちと事件の闇にはまっていくー。

こんな人におすすめ

  • 洋画が好き
  • 心の傷に苦しむ男たちの葛藤が好き
  • 人々が血と汗を流して戦う物語が好き

 

感想

登場人物全員が、家族や自分自身に問題を抱えていて、常に怒りを秘めて生きています😡🔥

血を血で洗うような…憎しみと暴力の連鎖に、胸が苦しくなります。丁寧な描写のおかげで、死臭のする街並みと暴力に飢えた人々が目に見えるようです。

かなりシリアスでダークな雰囲気の本編ですが、ほっと一息つけるのはトムとプロフェットの軽快な悪口の応酬とセックスシーン💋❤️

ぽんぽん飛び出す暴言にちょっと笑ってしまいます。そして、どちらがトップorボトムになるのかを喧嘩するように勢いで決める2人も面白い🛌

攻受の視点が頻繁に入れ替わるのも、斬新です。1つの事件に対してどちらもの心情がよく分かるので、なんだかお得な気持ち🎵

ただ、トムもプロフェットも口調が似ているので、「今どっちが話してるの!?」と混乱しがちですwフィーリングで読んだ箇所がいくつかありますww

読みながら洋画を見ているような感覚になれるので、海外のアクションものが好きな方には、ぜひおすすめしたい一冊です🎬

まとめ

血と暴力に塗れた世界で、どう生きるか。

危険な男たちの、愛と苦しみの闘いの物語です。読むほど血肉沸き躍ります。

「ヘル・オア・ハイウォーター」シリーズは現在3巻まで発売されていますが、まだまだ続編がある模様。

トムもプロフェットも、1巻ではまだそれぞれのトラウマ的事件を改めて見つめ直しただけで終わってしまったので、トラウマにケリをつけるまでは相当長い道のりになりそうです👣

トムは「過去のパートナーたちをなぜかいつも失ってきた、悪運(強運?)の強すぎる男」というだけでそれ以上の闇は感じませんが、プロフェットの闇はあまりにも深すぎて…今後の展開は全く想像がつかないです。

うーん!!これから2人ともどうなるんだ!!??

次巻がとても楽しみです😆✨皆さんもぜひ読んでみてくださいね〜📖✨

 

 

この記事を書いた人

たこわさ
たこわさ
夜明けの腐女子。樋口美沙緒先生「パブリックスクール」・葵居ゆゆ先生「愛傷コレクション」・伊勢原ささら先生「嫌われ魔物の大好きなひと」が愛読書。スパダリ執着攻め×一途健気受けが死ぬほど好き。