中国ブロマンス時代劇「成化十四年~都に咲く秘密~」の全話ネタバレ・あらすじ一覧|古代中国の華麗なる政争

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中国・明の時代を舞台に、“武術”と“知恵”を駆使する明朝一の名探偵コンビが、数々の謎と陰謀に立ち向かう歴史ドラマ、「成化十四年~都に咲く秘密~」

全話のネタバレ・あらすじ一覧を掲載しています。

早速見てみましょう!

登場人物とあらすじ

引用:『成化十四年~都に咲く秘密~』ドラマ公式サイト|ポニーキャニオン

法を司る推官と秘密警察官が数多の事件の裏にある、宮廷内の覇権争いを探る お話。

<あらすじ>
時は成化帝が世を治める明朝時代・成化十四年。
都の行政機関である順天府で法を司る推官として抜群の推理力を誇る唐泛は、妓楼で起きた死亡事件を調べていた。
事故死に見えたこの事件だったが、唐泛は被害者が何者かによって殺害されたと推察し、捜査を進めていく。

 

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予告編・予告動画

 

こんな人におすすめ

  • 中国時代劇が好き🇨🇳
  • ブロマンスものが好き👬
  • 派手なアクションシーンに心踊る💥

 

 ネタバレ感想

第1話 都の怪事件

<あらすじ>
順天府の長官・潘賓は山積する事件の審理に頭を抱え、推官・唐泛を呼び出す。
すると唐泛は、いくつもの事件をいとも簡単に解決してしまう。
帰途に就いた唐泛は、武安侯の嫡男・鄭誠と口論になり騒ぎを起こす。

順天府の長官・潘賓は山積する事件の審理に頭を抱え、推官・唐泛を呼び出します。すると唐泛は、いくつもの事件のあらましを一度に聞くなり、全てをいとも簡単に解決してしまいます。

朱祐樘(皇太子)が「兄弟同然の学友・韓早が失踪した」と成化帝、万貴妃(成化帝の妻)、周太后(成化帝の母)に訴えると、成化帝は侍従である劉向に詳細を伺い、北鎮撫司に任せると言い渡します。万貴妃は韓早失踪事件が自分を陥れる罠ではと疑い、西廠(特務機関)の督公・汪植に対応を一任します。秘密警察・錦衣衛の北鎮撫司である隋州は、部下の薛凌から揺り起こされ、韓太傅(皇太子の師)の子息・韓早が失踪した件について捜査しろとの成化帝の命を受けて都へ飛びます。

その夜、唐泛は潘賓に呼び出され、妓楼・歓意楼で起きた殺人事件に武安侯の乱暴者の嫡男・鄭誠が巻き込まれたと知らされます。医師の裴淮は、腹上死に見せかけた他殺ではないかと疑います。裴淮は鄭誠が長期的に毒薬を摂取したことにより死に、童子は猛毒により殺され死後首を絞められた可能性があると検死の結果を唐泛に伝えます。しかも鄭誠が妓楼に来る3〜6時前に童子は死んでいたようです。さらに、童子は女装させられた男でした。

武安侯に唐泛が事情聴取をすると、鄭誠は毎回、清姿という女性を指名していましたが断られ、別室で富陽春という強精薬を飲んで休んでいたとのこと。子の刻に下男が呼びに行くと歓意楼の者ではない謎の童子が縊死していたのだそう。富陽春は清姿を介して唐洗白街にある「回春堂」という薬局で処方してもらっていました。唐泛は遺体を詳しく調べようとしますが、武安侯は「大事にしたくない。亡骸は武安侯府に安置する」と言って聞きません。

 

第2話 相棒誕生

<あらすじ>
失踪した韓早の事件を捜査する隋州は、鄭誠と口論した唐泛を探るため身分を偽って接近するが、唐泛は隋州の正体を瞬時に見破ってしまう。
そこへ明朝の特務機関・西廠の汪植も加わる。
妓楼で謎の死を遂げた鄭誠の事件を捜査する唐泛が、韓早の事件に関係していると知った汪植は、唐泛を西廠で取り調べようとするが、隋州は強引に唐泛を北鎮撫司へと連行する。

失踪した韓早の事件を捜査する隋州は、生前に鄭誠と口論した唐泛を探るため料理人と身分を偽って接近しますが、唐泛は彼の靴から隋州の正体を瞬時に見破ってしまいます。そこへ明朝の特務機関・西廠の汪植も加わります。

唐泛は汪植に歓意楼へと呼び出され、鄭誠の飲んでいた富陽春から柴胡と西夏の鳥兜という毒薬が発見されたと言われます。唐泛は鄭誠のことを聞き出そうと清姿を呼び出しますが、彼に身請けされたはずの彼女は全く悲しそうではありません。

韓早の特徴を聞いた唐泛は、それが鄭誠の横で縊死していた童子と同じだと気づきます。人は中毒死した鄭誠の死因を探るため富陽春を調合していた回春堂へ向かいますが、調合していた林朝東という男は、2年前から店に勤めていたが、故郷である河南の衛輝府に戻ったと店員が言います。そこに店主が身分を隠して帰ってきます。身分をとっさに隠したのは、ここ数年間、鉄市でオイラト人と商売をしているからだと白状する店主。しかし、鳥兜を売買した理由については口を割ろうとしません。

その後、唐泛は帰宅途中にオイラト人から襲われ、富陽春を奪われます。そこを隋州に助けられ、鄭誠の遺体を検分させられます。しかしその遺体には刀傷があり、本物の遺体は武安侯府によってすり替えられていたようです。

薛凌は数日前に消えた韓府の馬車を発見。馬車は鉄市で入手されたもののようです。唐泛は馬車の売買元を探るべく隋州と鉄市へ行くと、馬車を売った男を発見。しかし、隋州とはぐれてしまった上、謎の女性から「なぜ戻ってきたの」と突然ビンタを食らわされます。

 

第3話 謎の調剤師

<あらすじ>
北鎮撫司で唐泛と隋州が共に容疑者を尋問したところ、事件の鍵となる人物として林朝東が捜査線上に浮上する。
かつて回春堂の店主に連れられて鉄市を出入りしていた林は、やがて多くの闇取引にも手を染めるようになっていた。
林朝東は、数日前に実行犯を雇い犯行に及んだだけでなく、通行証を不正に入手したことも判明する。

ドゥルラというオイラト人の女に放してもらえない唐泛はウユンブラガという男と出会い、一晩宿を貸してもらいます。

隋州が容疑者を尋問したところ、「林朝東から雇われた」と白状します。林は数年前から店主とともに鉄市に出入りしていましたが、半年前から鳥兜を買い占めるようになり、数日前には唐泛の持っている薬瓶を奪えと指示し、オイラト人の格好をして不正に通行証を入手していました。
韓府の馬車は金目のものを探していた時に偶然見つけたものらしく、韓早の遺体はその時すでに馬車の中にあったそう。林朝東は「少女と男の遺体がほしい」と頼んできましたが、韓早を女の衣装で飾って偽って売りさばいたようです。

唐泛と隋州は、清姿と林朝東が共に殺人を企てたのではと推理し、韓府の馬車の足取りを追うことで犯人の居場所を突き止めようとします。唐泛は、韓早が宮殿を出てから唯一接触した御者は潔白ゆえに、彼が毒を盛られたのは宮中だと断言。その後、唐泛と隋州は鉄市に行き、変装した清姿と林朝東を発見します。林朝東を捕まえようとした瞬間、彼は何者かに突然矢で射られて死んでしまいます。

一方、韓早毒殺に使用された薬の正体は東廠秘伝の毒薬・弾刹散だと部下の丁容に突き止めさせた汪植は、薬の本来の持ち主である尚明に恩を売るため、「韓早の死因は弾刹散だ。私の窮地には手を貸していただきたい」と恩を売りに行っていました。弾刹散の管理者は「福林という太監に薬を手渡した」と白状しますが、その後すぐに彼は自害してしまいます。

 

第4話 事の顛末

<あらすじ>
絶命した林朝東の前ですべてを自供した妓女・馮清姿は自害してしまう。
事件の手がかりを失った唐泛は、上司である潘賓に林朝東を捕縛したと嘘の報告をして、真犯人をおびき出す計画を思いつく。
その夜、隋州たちが待ち構える北鎮撫司の牢に襲撃者たちが現れる。

林朝東と許嫁だった馮清姿は、父が投獄されたため歓意楼に売られました。林朝東はやっとの思いで彼女を探し当てましたが、女将がふっかけてきた500両を用意しようと、田畑と家財を売るため帰郷。そこに鄭誠が先回りし、楼閣に馮清姿を縛りつけたのでした。二人は一緒に死ぬつもりでしたが、林朝東が「鄭誠の死を望む者が訪ねてきた。彼に富陽春を渡せ」と命じたため、複雑な事件になってしまったのだそう。馮清姿は「林朝東と一緒に埋葬してほしい」と言って、自害します。

事件の手がかりを失った唐泛は、潘賓が武安侯に「真犯人を捕まえた」と報告させます。その夜、隋州たちが待ち構える北鎮撫司の牢に襲撃者たちが現れました。林朝東に化けた賈逵が襲撃者たちに応酬。騙されたと知った襲撃者が逃げ出す際に落としていった刀は、倭刀でした。

唐泛が帰宅すると、ドゥルラが「外套を引き裂いたのだから500両弁償しろ」とウユンブラガと共に怒鳴り込んできます。潘賓が仲裁し、一旦喧嘩はお預けに。

汪植に頼んで景泰元年からの海防文書を調べ始めた唐泛は、過去の記録に「景泰7年3月武安侯の嫡男、英が海防にあたる」と書いてあるのを見つけ、事件の全貌を推理します。

隋州と唐泛は武安侯府へ向かいます。調査するのは武安侯・鄭英自身です。彼は次男をかばうために罪を重ねたようです。成化3年、大勢の倭人が明に流入した当時、英は倭人を降伏させては食客として抱えていました。北鎮撫司の牢に襲撃者たちが倭人だったのはそのためです。そこに次男が登場し、「兄が無学無能だったのが許せなかった。兄が鄭家を継げば栄光は失われる」と罪を自白すると自害します。

北鎮撫司では、賈逵が密かに汪植に買われ、牢から出されていました。

隋州は順天府に協力し事件を解決したため、「百戸に抜擢し、正六品に封ずる」と、万通から皇帝の言葉をいただいていました。
隋安瀾とは、先帝の代に幾度も外敵をしりぞけた驍騎将軍のこと。彼が隋州の大叔父だから昇進したのだと潘賓に教えられる唐泛。さらに、周太后は隋州にとって大叔母なのです。

 

第5話 冬児の身請け

<あらすじ>
唐泛が間借りしている大家の侍女・冬児が、自分は間もなく身売りされると唐泛に告げる。
不憫に思った唐泛は冬児を慰め、必ず自分が身請けすると約束するが、大家の妻は身請け金を大幅に吊り上げてしまう。
冬児の身請けどころか、間借りの部屋もなくした唐泛は、新居を探すと共にその費用も工面するはめになる。

唐泛が間借りしている大家の侍女・冬児が、大家が引っ越すため自分は間もなく身売りされると唐泛に告げます。不憫に思った唐泛は冬児を身請けしようとしますが、大家の妻は身請け金をふっかけられた上に間借りの部屋もなくした唐泛は、金で苦しむ羽目に。翌日、事情を知った隋州は、自分の屋敷に仮住まいをするように言い、冬児も身請けしてやります。

順天府に顔を出した唐泛はまたドゥルラとウユンブラガが外套を返せと言いに来たところに出くわします。大事な箸を人質にされ、困惑する唐泛。

唐泛は韓早の報告書を読み、最後に彼に会った皇太子に謁見したいと隋州に頼みます。皇太子は当日の様子を語り始めます。
韓早と読書をした後、万貴妃から緑豆汁の差し入れが届きました。しかし、宦官の仮親・劉向が「皇太子の湯薬と緑豆汁は相性が悪い」と言い、韓早に飲ませたのでした。
そこに万貴妃が訪れ、緑豆汁に毒を入れたのは自分だと疑っているだろうと周太后に突きつけます。

 

第6話 緑豆汁の毒

<あらすじ>
韓早を死に至らしめた東廠の秘毒・弾刹散の薬性と効果を確かめた結果、毒は貴妃から賜った緑豆汁に盛られていたと判明する。
弾刹散を宮中に持ち込んだ太監の両親から、ある人物の名を聞き出した唐泛と隋州は、それを手がかりに文書を調べ始める。
だが同じ頃、その情報を密かに入手した汪植は、いち早くその人物のもとを訪ねていた。

唐泛と隋州は韓早を毒殺した弾刹散の薬性と効果を裴淮に調べてもらいます。その結果、毒は貴妃から賜った緑豆汁に盛られていたと判明しました。汪植は緑豆汁に触れた者を調べ上げ、どちらもを毒味した劉向に疑いの目を向けます。実は15年前、蔵書閣には紀という女官が務めており成化帝との間に子を生みましたが、万貴妃に嫉妬されて殺されました。劉向は「皇太子を守るためにした復讐だ」と汪植に告白し、自害します。

結局、韓早の事件は宮中内の秘事として事件が伏せられることになり、汪植は成化帝に命じられ遼東を鎮圧へ、隋州は刑部郎中・屠勲と巡按御史・并都布とともに吉安府の牢獄査察へと赴くことになります。

唐泛はドゥルラに箸を取られていたことを思い出し外套を交換しにいきますが、破れているのを見て激怒した彼女に箸を折られてしまいます。怒った唐泛は仕返しに行こうと意気込みます。

 

第7話 隋州の危機

<あらすじ>
任務のため、吉安府へ赴いた隋州は、知府・黄景隆に会うなり、公正かつ厳格に事件を審理するその姿に深い感銘を覚える。
獄中死の調査を進める隋州は、正義を守ろうとする黄景隆の姿勢にさらに敬服していく。
だが、一見して平穏に見える吉安府が、実際は黄景隆の厳しすぎる刑罰の上に成り立っていることに隋州は気づいていく。

唐泛はドゥルラにこてんぱんにされ、返り討ちをしてやろうと策を練っていました。

吉安府の獄中での病死者が激増している理由を調べるため吉安府へ赴いた隋州。獄中死の調査を進めていると、通常200人程度を収容する牢に500人以上が一つの牢に閉じ込められていることに驚きます。一見して平穏に見える吉安府が、実際は黄景隆の厳しすぎる刑罰の上に成り立っていることに隋州は気づきます。出発の日、隋州一行の前に現れた黄景隆は、なんと隋州を「偽の錦衣衛」と決めつけ捕縛します。
毎日都の薛凌に伝書鳩を送っていた隋州は偽りの書を書くよう黄景隆に脅されますが、「閑噸 夜墟 静邸」という書を見て唐泛は隋州の身の危険を察知します。

汪植は広寧でウリヤンハイ三衛のうち生き残った女真族が馬市の誘致で再起を図ろうとしていることを官吏に知らされます。各部族と賈逵が彼らを出迎えますが、広寧守備の陳鉞だけが来ていませんでした。
その夜、汪植は成化帝が願う馬市の再開を臣下たちに頼みます。翌日、陳鉞は馬市の再開は時期尚早だと汪植に進言しつつも、「馬市に武器の携帯はならぬ」と陛下の命を出していただければと頼み、汪植は許可します。

 

第8話 消えた馬の謎

<あらすじ>
隋州から届いた密書の暗号を解読し、彼の危機を察知した唐泛は、隋州の部下・薛凌と共に吉安へ赴き、そこで偶然、汪植に瓜二つの男を見かける。
隋州が黄景隆によって牢に入れられていると判断した唐泛は、無事を確かめるために自分も投獄されるように仕向けるが…。
一方、成化帝の命を受けた汪植は、馬市を再開するため遼東を訪れるが、数百頭の馬が何者かに盗まれたことをきっかけに各部族が乱闘を始めてしまい、その対応に苦慮していた。

隋州の危機を察知した唐泛は、隋州の部下・薛凌と共に吉安へ赴きます。隋州は獄中で汪植そっくりの男(楊福)から「黄景隆弾劾の上奏はあったが証拠が足りない。密告者の名前を言ってくれ」と言われますが、唐泛の名前を出して難を切り抜けます。隋州は楊福から拷問で痛めつけられます。

隋州が黄景隆によって牢に入れられていると判断した唐泛は、無事を確かめるために自分も投獄されるように仕向けますが、牢の中で隋州から「半月以内に黄景隆に消される」と聞いて、急いで薛凌と共に遼東へ向かうことにします。しかし薛凌は船を盗んだ疑いで捕まってしまったため、唐泛は一人で遼東へ向かうことに。どこで馬を調達すれば良いかと都に戻り悩む唐泛。

一方、成化帝の命を受けた汪植は、馬市を再開するため遼東を訪れますが、一晩で数百頭の馬が何者かに盗まれたことをきっかけに各部族が乱闘を始めてしまい、その対応に苦慮していました。馬探しは明の官吏がやると宣言した汪植は証拠探しを始めますが、馬の糞も足跡も煙のように消えています。

 

第9話 いざ遼東へ

<あらすじ>
唐泛は汪植を訪ねて遼東の地に赴き、隋州の救出を訴える。
盗まれた馬の行方を探すことを条件にその要請に応じるという汪植に対し、唐泛は仕方なくそれを受け入れることに。
一方、隋州の身を案じた汪植は、密かに部下の賈逵を吉安に派遣していた。

唐泛はドゥルラに馬を借り、冬児と共に汪植を訪ねて遼東の地に赴くと、隋州の救出を訴えます。盗まれた馬の行方を探すことを条件にその要請に応じるという汪植。唐泛は汪植から調書を借り、容疑者であるイーレンタイ、モンエン、バトゥールのうち、夜間の走行を提案し星で方角が分かるというバトゥールを尋問します。実は馬は連れ去られたのではなく、男たちは眠らされ偽の野営地に連れ去られていたのでした。汪植は指揮使を呼び出すと、彼の手下が膨大な借金を作っていたことを明らかにして犯人を殺し、ウリヤンハイ三衛に恩を売ります。

間違えてドゥルラの天幕に入ってしまった唐泛は、自分の身の上を彼女に話します。唐泛は早くに両親を亡くし、姉と二人きり。遺産は全て嫁ぐ姉に渡し、箸だけが形見でした。ドゥルラの外套を縫ってやった唐泛は彼女にそれを渡すと眠り込みます。

隋州を懐柔しようとして失敗に終わった黄景隆は、部下に命じて隋州の正体を他の罪人たちに暴露します。隋州が役人だと知った囚人たちは怒りの矛先を隋州に向けますが、隋州が救った少年が彼の盾になったため暴動は収まります。
囚人の一人が「牢の一部が土でできているため、掘れば脱獄できる」と隋州を誘いますが、隋州は大罪人たちを脱獄させるわけにはいかないと断ります。しかしその話を大罪人たちは密かに聞いていました。

 

第10話 脱獄、そして告発

<あらすじ>
隋州を救うため、船で吉安へと急ぐ唐泛たち。
その頃、黄景隆は隋州を抹殺するため牢獄に放火するが、隋州は囚人たちと力を合わせて脱出を試みていた。
一方、下船した唐泛たちは、黄景隆の上官らによる合同審理を計画する。

先に汪植に命じられて吉安へ着いた賈逵はあえて捕まり、隋州と脱走の計画を立てます。その矢先、黄景隆は隋州を抹殺するため牢獄に放火しますが、隋州は囚人たちと力を合わせて脱出を試みます。

一方、隋州を救うため、船で吉安へと急ぐ唐泛たち。下船した唐泛たちは、汪植が表立って動くことができないため、黄景隆の上官らによる合同審理を計画します。ドゥルラたちとはここでお別れです。彼女に修理した箸を返される唐泛。
単身で役所に乗り込む唐泛でしたが、黄景隆は唐泛による訴えにも怯みません。そこへ、火事で死んだと思っていた囚人たちが現れます。全員で黄景隆の悪逆非道な行いを証明しますが、黄景隆は「隋州と唐泛は官吏を語る偽物だ」と主張し、楊福を切り札(あたかも汪植かのように)として使おうとします。しかし、楊福とすり替わった汪植により罪が暴かれます。黄景隆は都に連行され、楊福は汪植に拷問を受けさせられます。