「アマプラ同時上映会」第74弾!
当サイトの運営者3人が、Amazonプライムビデオでアニメやドラマ・映画を同時視聴する企画です🎬✨
“自分らしく生きていたい”をキャッチコピーにLGBTの世界を描いた純愛映画、「アスリート〜俺が彼に溺れた日々〜」。
早速見てみましょう!
登場人物とあらすじ
引用:映画 アスリート
ノンケの元競泳選手×ゲイのアニメ作家志望の美少年 のお話。
<あらすじ>
妻から突然離婚届けを突きつけられた元競泳選手の海堂航平は、酒に溺れて新宿二丁目にたどり着く。
そこで航平は、美少年の悠嵩と運命的な出会いを果たす。
アニメ作家を目指す悠嵩は、病に伏している父に自分がゲイであることを告白できずにいた。
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予告編・予告動画
こんな人におすすめ
- LGBTQ+を取り扱った邦画が観たい🏳️🌈
- ゴリマッチョタチ×ジャニ系ネコカプのすけべが見たい💪
- 愛について再考したい💬
ネタバレ感想
プール教室で子どもたちに泳ぎを教える元競泳選手の海堂航平。帰宅した航平は妻に離婚届をつきつけられ、動揺します。高校生の娘・水菜には驚いた様子はありません。
酒に溺れて新宿二丁目にたどり着いた航平の前に謎の美青年が現れ、「ラパス・カフェ」というバーに案内してくれます。翌朝、航平は謎の美青年・悠嵩の自宅で目を覚まします。
「妻は娘の卒業が決まったら離婚すると決めてたらしい。俺は両親を早くに亡くして兄が親代わりなんだ。水泳しかなくて孤独だった。だから家族に憧れてさっさと結婚した。妻と俺との唯一の接点は娘だったんだ。でも家族が壊れてしまった…」と泣く航平を抱きしめる悠嵩。
悠嵩はパリに留学して、絵本のようなタッチのアニメを作る人になりたいと夢見ています。チャットボーイとアニメのアシスタントの仕事をしながら夢を追う悠嵩。
航平は悠嵩の家から出勤するようになり、夕食は交互に担当するなどすっかり同棲生活が板についていきます。
悠嵩は自分の過去について話し始めます。中学時代に家を飛び出し、アニメ作家として一人前になったらゲイであることを家族に告白するつもりでした。カミングアウトした時の反応が怖くて言えないと泣く悠嵩を抱きしめる航平。2人はそのままセックスになだれ込みます。
「ラパス・カフェ」で男たちが「最近ウリ専のユタ、見なくね?」と話していたのを耳に挟んだ航平は、ユタ=悠嵩だと気づきショックを受けます。悠嵩が手を繋ごうとすると航平は拒否。「汚れてるなんて思ってないって言ったくせに」と怒る悠嵩。
そんな時、悠嵩は初恋相手の敦と再会します。元来ヘテロの航平とは相容れないことに気づいた悠嵩は敦とたびたび会うように。そして、航平は悠嵩と敦がキスしているのを目撃してしまいます。大喧嘩する二人。
水菜と会った航平は、悠嵩との関係を尋ねられますが、恋人とも知人とも答えられない航平に悠嵩は落胆します。後日、航平は水菜に「先日の男と付き合っている」と告白します。水菜は戸惑うも「ママの彼よりはマシ」と背中を押します。
悠嵩は母から「お父さんはここ数日が峠だから、帰ってきて」と懇願されます。悠嵩は病床の父に、ゲイを理由に軽蔑されるのが怖くて逃げ出した、こんな息子でごめんと涙ながらに話しかけます。
悠嵩は三日前に実家の父と訣別すると言い残していたらしく、敦は「悠嵩と別れてくれ。俺はあいつをフランスに連れて行く」と頼みますが、航平はその手を振り払います。
航平は海辺に佇む悠嵩を見つけ「一緒に帰ろう」と声をかけますが、悠嵩は「娘さんと生きるべきだ」と拒みます。航平は「人は変われる。それに賭けてほしい」と悠嵩を抱きしめ、悠嵩も航平を抱きしめ返します。
プリシラ亡き後の「ラパス・カフェ」、レズカップル同士が友人関係だと告白したり、ゲイのミモザは恋人とハワイで結婚したり、プリシラの女が喪主を務めたり、プリシラの好きな「雨に唄えば」の歌を流してみんなで踊り狂ったりと楽しく過ごします。店の外で一人煙草を吸う航平に、悠嵩は声をかけます。
まとめ

一番演技が素敵だと思ったのは、主役カプが贔屓にしている「ラパス・カフェ」のママ、プリシラさん。味があって言葉に重みがあって、間合いもナチュラルで良かったなあ。
見どころは航平の肉体美です💪✨

うーん、良くも悪くも、いかにも日本のLGBTQ+映画という感じ…。エモ系を狙うならもっと概念的で映像美重視の映し方にすれば良かったのでは…「君の名前で僕を呼んで」みたいに。
「LGBTQ+とは何たるか」「差別反対」という主張を、無理やり言わせてる雰囲気を感じてしまいました。

濡れ場に果敢に挑戦したり、LGBTQ+後進国の日本でこういった作品を作るのはいろいろと苦労されただろうな、と思いました。とはいえ同ジャンルに世界に名作がすでにたくさんあるので、そういったものたちと比べると少し安っぽいというか…あまり重厚な印象は抜けなかったです。
でもどの役者さんも真剣に頑張っておられるのが画面を通して伝わってきましたし、とても面白く観させていただきました。
「アスリート〜俺が彼に溺れた日々〜」が気になる方は、同じく日本で製作されたLGBQ+映画の「his」もお好きかもしれません。宮沢氷魚さんの熱演が光ります!
かなりBL寄りになりますが、「窮鼠はチーズの夢を見る」は、原作も読むとより見応えがあると思います。映像美も素晴らしいです。(エモい!)
今回3人が見た「アスリート〜俺が彼に溺れた日々〜」は、Amazonプライムビデオでのみ無料視聴できます。
ぜひチェックしてみてくださいね〜☺️✨